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【Result】光も見えたが結果は無様~2019第4節vs栃木SC(H)~

time 2019/03/17

【Result】光も見えたが結果は無様~2019第4節vs栃木SC(H)~

ヨンジのツイートによりブーイングとか野次とか話題になってましたね。野次はダメです、それはそう。でも結局、勝ってたらそれは起きなかった。そこに尽きると思います。「相手がいる勝負事だから負けることもある」という言葉で片づけてはいけない負け方をしてしまった。ただそれだけです。

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結果

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2019明治安田生命J2リーグ第4節
東京ヴェルディ vs 栃木SC
2019年3月16日(土)
@味の素スタジアム
14:03キックオフ
=====================

=====東京V=栃木=====
(前半)  2 - 1
(後半)  0 - 2
=================
合計   2 - 3

●得点者
(13′)大﨑 淳矢(栃木)0-1
(15′)林 陵平(東京V)1-1
(31′)李 栄直(東京V)2-1
(77′)大島 康樹(栃木)2-2
(89′)西谷 和希(栃木)2-3

スタメン


(79′)梶川 諒太(out)→内田 達也(in)
(79′)小池 純輝(out)→藤本 寛也(in)
(87′)端戸 仁(out)→藤本 寛也(in)


(72′)西谷 優希(out)→大島 康樹(in)
(72′)温井 駿斗(out)→久富 良輔(in)
(89′)寺田 紳一(out)→ヘニキ(in)

攻撃の連携は改善傾向にあるが……

「雲行きが怪しくなる」

…という言葉は、まさにこの試合のようなことを指すんでしょうね。試合後半、残り10分くらいからポツポツと振り出し、ホイッスルが鳴った瞬間は、土砂降りではないにしろ、ゴール裏にいた人たちが一斉に上段へ避難するような粒の大きい雨。天候の悪化と試合の流れがまさに同調するような感じでした。

先制点を奪われたのはしょうがない。もちろん防げた失点ではあると思うのですが、相手の3バックの左・温井のパスも素晴らしかったし、狙ったか狙ってないかしらんが大黒の胸トラ風のパスも完璧なところに通った。いやあれは自分でトラップしたものだと思いますが。スコアレスの時間を長く保つようなチームではないことはもうわかったので、奪い返せばいいとわりとすんなり切り替えることができたと思います。

実際、その再開後すぐのプレーで同点にしてるわけですから。内田に変わり梶川が入ったことで、しっかりと前へ運べるようになり、そこから純輝、そして陵平のヘッド。難しいことをしなくても、個が持ち味をしっかり出せば攻撃できると証明しました。

そして、CKからヨンジのヘッドで逆転。ロティーナ体制では絶対的なスタメンだった内田からポジションを奪ったヨンジが結果を残したことで、チームとしては今シーズンの中ではベストに近い出来で前半を終えることができた感触があったはず。もっとも、栃木のクオリティも3試合ゴールなしの結果相応の程度だったのもありますが……。

後半もヴェルディペースで試合は進み、相手のパスミスを突いてショートカウンターというシーンがいくつかありました。結果的には、ここで1本でも決まって2点差にできていれば、難なく勝てた試合だと思います。

それができずに77分に同点に。クロスを上げた選手に純輝がもう一歩詰めてれば…とは思いますが。ただ確かにホワイトがコメントを残していたようにズルズルとラインが下がり気味だったのも確か。多少守備を固めるために内田をピッチに送り出そうとしていたのもわかります。

失点後、右サイドで矢のごとく縦に仕掛けていた純輝に代えて寛也、梶川に代えて内田を投入。ただこれがどういう意図があったのか、正直よくわかりませんでした。案の定、ボールを奪っても前へ運ぶことができず、陵平や端戸への長いボールが増えるばかし。寛也も効果的にボールを受けることもできず、持っても縦への推進力を生み出せるわけではない。

終盤に内田もヨンジも飛び出してペナの中に進入しようとしてましたが、それをやらせるなら内田じゃなかろうよ。最後に出てきた河野も何もできず。そもそも本人が「コンディションはまだまだ」と言ってる選手がベンチ入りするって、外国人3人はそれ以下なのか。何をしてるんでしょうか……。

3失点目は、相手の凡ミスでスローインを得たのに、それをまたすぐミスで相手のスローインに。それをつながれ裏に抜け出され、直也がややスピードで振り切られながらカットインされて失点。何の崩しがあったわけでもない、個の独力で逆転を許してしまいました。相手が選手交代で4バックに変えたとたんに攻撃も守備も対応できなくなったまずさもありますが。

試合をトータルで見て、縦のスペースをグイグイと突いて攻撃的に戦う姿勢は見てとれますし、徐々に連携も良くなってきているのはわかります。実際それでゴールも奪ってるわけですから、そこに関しては割とポジティブに捉えていいんじゃないかと思います。

守備は……。あまり改善されている気配はないというか。もちろんこういうサッカーをやる以上は多少覚悟しないといけない部分もありますが、それにしてももうちょっと意思統一してやればできることもあるんじゃないかと。プレスのかけ方、ラインの高さ……。この失点が減らない限り、そうそう上に行くことなんてできません。

まとめ

毎試合こういうこと言わなきゃいけないのはつらいですが、結果的に昇格できればいいんです。だからこの数試合の出来で「今シーズンは昇格諦めた」「ホワイトを解任しろ」なんてのは思いません。良くなってきてる部分もあるので。

ただ……。本当に選手たちは監督のことを信頼してプレーしているのか?

それは外からではわかりません。ただ、選手たちのコメントを見てると不安に思うことは多々あります。目の前の試合結果以上に、そこだけが心配。そこが問題ないのであれば、まだまだこれからだと自信を持っていけるのですが。

磐田で感じた悔しさは誰も忘れてないはず。特に優平はあのときの気持ちのまま闘っているのが伝わってきます。

来週は徳島。あちらもうちと同じく状態が悪い。すでに鹿児島と琉球という昇格組2つに星を献上してるわけですから。去年は、この徳島での快勝をきっかけにある程度流れを引き戻しました。果たして今年はどうなるか。

スタジアムからの帰り際。
大粒の雨も、スタンドを出るときには止み、薄暗かったスタジアムに太陽の光がかすかに差し込んでいました。チーム状況は良くないけど、光は見えている……と自分は信じたいです。

最後に。

後半ロスタイムのヨンジのファール、あれは残念。
集中が切れていたんでしょう。カウンターでファール覚悟で止めにいかざるえないシーンが出てくるのはしょうがない、でもあれは、相手がケガしてもおかしくないファール。ああいうのはやってほしくない。

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