2019/01/29
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キャリア史上最高のプレーを披露
ポジティブな意味で予想外だったのがこの佐藤優平だったんじゃないでしょうか。正直加入が決まった当初は、いい選手だとは認識しつつも、皓太、梶川、潮音、寛也らが揃い、さらには“謎の10番”の加入も噂されたインサイドハーフのポジションで出る幕はあるのか……と思っていたのですが、左右のウイングにも役割を忠実にこなしながら、徐々に信頼をつかみ、終盤ではチームに欠かせない存在となっていました。
序盤こそベンチ入りはするのもののほとんど出場機会はなく、初スタメンは17節のアウェイ横浜戦。ここでいきなりゴールを奪いそこからしばらくスタメン。秋口には“優平のチーム”と言っていいほどだったんじゃないでしょうか。ただ本人も難しさを感じていたと思うのが、途中交代が多いこと。攻撃のパワーを高めたい時にはアラン、守備の強度もも増したいときにはヨンジと、試合展開により彼らを投入するときに交代の第一選択肢になるのはいつも優平でした。また、30節アウェイ千葉戦では圧巻のプレーを見せたのに、相手との相性もあってか翌31節アウェイ金沢戦では出場なしということもありました。
相手によって選手を使い分けるロティーナということで優平自身も理解はしつつも、納得できないことも多かったんじゃないかと思います。実際、19試合にスタメン出場しながらフル出場したのは2試合のみでした。
それでもキャリアハイの6ゴールを上げ、ハーフスペース攻略のカギとなるボールの受け方、そこから意表を突いたターンやパス、そして精度の高いシュート、そしてPOでの勝利につながったプレースキックなど、自分の持ち味を過去のシーズンに比べたら思いっきり出せた1年だったと思います。これまでの所属チームでのプレーを全部見たわけじゃないですが、なぜこれまでの所属チームはこの才能を生かすことができなかったのか……。
皓太や潮音の引き抜きにビクついてますが、今シーズンのプレーを評価するなら、彼ら以上に優平は引き抜かれてもおかしくない選手だと思いますよ。
コメント
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