2019/01/29
sponsored link
結果
====東京V=熊本====
(前半) 1 - 0
(後半) 2 - 0
合計 3 - 0
●得点者
（16’）深澤 大輝（東京V） 1-0
（73’）平 智広（東京V） 2-0
（82’）山越 康平（東京V） 3-0
（46’）北島 祐二(out)→バスケス バイロン(in)
（61’）梶川 諒太(out)→綱島 悠斗(in)
（61’）阪野 豊史(out)→加藤 蓮(in)
（83’）河村 慶人(out)→マリオ エンゲルス(in)
（86’）森田 晃樹(out)→山田 剛綺(in)
（46’）島村 拓弥(out)→粟飯原 尚平(in)
（64’）松岡 瑠夢(out)→東山 達稀(in)
（74’）石川 大地(out)→大崎 舜(in)
（74’）相澤 佑哉(out)→阿部 海斗(in)
（83’）三島 頌平(out)→藤田 一途(in)
守備陣の力で得た勝利
熊本を見てると、「ああ、今までのヴェルディもあんな感じだったなー」って思っちゃいますしたね。ボールを持つのはうまい、とにかくボールは回る。支配率はどんどん高くなる。でも、決定的なチャンスがあるわけではない。
そんなことしてる間に、カウンターやセットプレーの一発で失点。ビハインドの展開でさらに前に出ようとしたところで、2発目、3発目をあっさり食らって、実力差はそう大きな差があるわけでもないし「今日はいけそう」っていう空気感を感じていたのに、終わってみれば差がついてる。この10年で、ロティーナ時代以外は何度もしてきた経験。
この試合では、見事にヴェルディが逆の立場に立ちました。
スタメンは功佑がベンチ外に。体調不良ということですが、果たして。代わりに初すための北島が右インサイドハーフに入り、梶川は左ワイドのまま。2人は逆かなと思いましたが、あくまで前節を踏襲。
試合はずっと熊本がボールを持つ展開。まさに大木さんのサッカーらしい。
ヴェルディはボールを奪う、あるいはGKなどでマイボールになっても、ビルドアップで前進できない。当然相手のプレスがうまかったのもあるかもしれないですが、なかなか中盤の3枚がボールを受けられない。北島はボールを持ったときのスキルはピカイチでも、このあたりの立ち位置というか、受け方というか、そのあたりは課題かな。前半の途中からは結局梶川とポジションを入れ替えることに。
そんななかで、スローインの流れから北島のクロス、相手が跳ね返したところに詰めた深澤が豪快なシュートでゲット。その前にも深澤はゴール前に進入しており、この辺のうまさというか、持っている感じは奈良輪とはまた違った魅力があって素晴らしい。
後半からは北島に替えてバイロンを投入、河村が左へ。
これがまた効きました。右サイドは縦に強引に突破を図っていた河村からまったくボールの持ち方・運び方が違うバイロンへ、左は逆にボールを収めていた梶川や北島から、強引に立てに狙う河村へ。
河村の左、個人的にはいいっすね。また一本惜しい左足のクロスがありましたが、何回か繰り返せばいずれ合うかもしれないし、「事故」を引き起こせそう。
セットプレーの流れからバイロンのクロスに平、またセットプレーの流れからこぼれに平のボレーシュート、それが鋭すぎるクロスになり山越が頭で合わせてゲット。4バックのうち3人のゴールで快勝。いまさら言うまでもないですが、彼らの守備での活躍があってこその快勝。やはり宮原の存在感も別格で、ハイライトを見るだけで、相手のチャンスに最後はブロックしてるのが宮原というシーンも何度か。
終盤は綱島を投入し5-4-1のブロックで完封。デビュー戦となった山田は左サイドでプレー。守備固めに入ってからの投入で、マリオとともに本来の持ち味を出せる状況にはなかったので、まぁ試運転というところ。
まとめ
前節のまとめ取りがあったとはいえ、気が付けばリーグ最多の11得点（笑）、そして2位。次節は土を付けられた大分に、3-0で快勝した大宮。この守備力がある限りそう負ける相手でもないですが、攻撃も狙い通りの崩しのゴールみたいなのがあまりないのも現状なので、10試合目くらいまでに形を手に入れないのはあるなと。
城福さんも「まったく興味がない」と言っていたように、シーズン序盤で上のほうに立っていたところで意味はないので、また一つ一つ、勝ちを積み重ねていきましょう。
