2019/01/29
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スタッツ
出場:41試合(先発41試合) 3963分
得点:3
アシスト:3
絶対的かと言われればそうでもなかった
惜しかった。本当に惜しかった全試合フル出場。
なんか、もしフィールドプレーヤーで達成してたら、ヴェルディとしては川崎時代以来だったとか。ほえー。なんかそれも情けない話のような気もしますがね。
まぁそれはさておき。
キャプテンですし、その出場試合の数字の通りロティーナからも絶対的な信頼を置かれていたのがよくわかります。ただ、個人的には案外そこまで絶対的じゃない気もするのが正直なところ。っていうのは、当然、井林が苦手なビルドアップのところでシーズン序盤はまだまだ詰まっていたところもありますし(といっても、すんげーうまくなったなぁって思いますが。井林がドリブルしてるーって。)、肝心の守備の面でも一瞬だけフワっとする場面があったりするように見えました。
夏場くらいですかね。平や畠中のほうがむしろパフォーマンスいいんじゃないか?っていう試合は何試合かありました。井林自身のパフォーマンスが悪いというよりは、他の選手が攻守にわたってそれ以上に良かったんだと思います。変えるべきは井林、そう思ったことは何度かありました。過去2シーズンはとにかく井林がいないと不安でしょうがなかったんですけど、今シーズンの最終節、井林が累積で不在でも不安はなく、平、畠中、田村なら十分やってくれるという確信がありました。
去年は井林不在のアウェイの徳島戦で、平と田村のセンターバックコンビでケチョンケチョンにされたのに。
これはチームとして、大きな進歩だと思います。いや、進化と言いましょうか。
当然、井林本人としても今シーズンはこれまで通りの4バックのセンターだけではなく、3バックの右でビルドアップに挑戦しながら、ポジショニングを守るこれまでにない守備のやり方を覚えたり。何試合か、実質右サイドバックのときもありました。まだまだ満足できるレベルではないところもあるんですが、もし彼のより大きな成長のためには、より高いレベルでより強いフォワードやチームと戦う必要があるのかなっていう気はします。
来シーズンに向けて
覚悟はできてる、ってのが正直なとこ。
だってもう5シーズン目ですよ。27歳ですよ。
このままJ2でくすぶってる選手じゃないでしょ。
毎年、あと一年だけ、あと一年だけ、というように伸ばし伸ばしで残ってきたようなものなので。でも、どんどんヴェルディが落ちていくところで入団して、落ちて、落ちて、やっと上昇気流に乗ってきたところですよ。一緒に、さらに上の景色を井林とともに見たいですよ、ほんと。