2019/01/29
6月に育成型期限付きでやってきた、名古屋が誇る変態ドリブラー。18番の移籍とほぼ同時にやってきた選手であり、右利きながら左足でもドリブル時は左右差なくボールをコントロールでき、守備面はともかくサイドを切り裂くジョーカーとして期待されました。
当時はサイドの人員不足だったこともあり、加入直後の6/18の群馬戦からさっそくベンチ入りし、29節のホーム清水戦まで全試合に出場。国立での町田戦では、スタメンだけはスタメン出場しました。
確かにドリブル能力に目を見張るものはあったものの、チームからの指示なのかわかりませんが、案外仕掛けずにボールを後ろに戻す、DFから逃げるようなドリブルが多かった印象。言ってしまえば、そこまで怖さがなかった。同時期に特別指定で加入した新井とは対照的で、ボールを持つ割にシュートやクロスが少なかったんじゃないですかね。
結局、清水戦で負傷しそれが長期離脱となりそのままシーズンが終了。残念ながら、大きなインパクトを残せたとは言い難いシーズンとなってしまいました。当然、まだ20歳なので今後のノビシロに期待したいところ。そのためには、城福さんの求める攻守でのハードワークやフィジカルパフォーマンスの向上はもちろん、もしかしたら恐れずに仕掛けていくメンタル面の強さというか、ふてぶてしさみたいなのも必要かもしれません。
育成型なので名古屋に戻るのが既定路線でしょうが、とはいえ、この状態で名古屋に戻っても出場機会はそう多くはないはずなので、もう1年ヴェルディでやっていきませんか？
