コンドルとカモメのVoyage

【Result】2024第1節vs横浜F・マリノス(H)

time 2024/02/26

【Result】2024第1節vs横浜F・マリノス(H)

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結果

===東京V==横浜FM=====
(前半)  1 - 0
(後半)  0 - 2
合計  1 - 2

●得点者
(7’)山田 楓喜(東京V) 1-0
(89’)アンデルソン ロペス(横浜FM) 1-1
(90’+3)松原 健(横浜FM) 1-2

(61’)齋藤 功佑(out)→河村 慶人(in)
(61’)山田 楓喜(out)→山見 大登(in)
(72’)木村 勇大(out)→山田 剛綺(in)

(56’)水沼 宏太(out)→ヤン マテウス(in)
(56’)喜田 拓也(out)→宮市 亮(in)
(72’)渡辺 皓太(out)→ナム テヒ(in)
(72’)エウベル(out)→天野 純(in)
(81’)山根 陸(out)→植中 朝日(in)

俺たちは今年もこうやって戦う

楽しいね、サッカーって。
楽しいね、J1って。

これを求めて俺らは15年ももがき続けてきたんだって考えると、あらためて嬉しさがこみあげてくるとともに、あの時間は無駄じゃなかったんだって思ったり。

いろんな思いはあるけど、試合のこといきましょ。

スタメン、ヴェルディは大方の予想通り。稲見がやはり右SB。山越、深澤もベンチ入りしているあたりは最後まで選択に迷ったと想像できるけど、シンプルにエウベルを止めることを第一に考えたチョイスのように思える。

一方のマリノスは、やはりACLの戦いもあり、ヤン・マテウス、ナム・テヒ、加藤蓮がベンチスタート。120分戦ったはずのアンデルソン・ロペスはこの日も変わらずスタメン。

7分に山田楓喜のFKで先制。記録上はVARの確認などもあって7分だけど、実際にファールがあったのは2分。あっという間でした。あれでOFRを提案するのかってちょっと意外でしたが、あそこでいきなりGKが退場したら、それはそれでゲームがつまらなくなるのでまぁ良かったかなと。先制もできたし。

スタメンの並びを見たときに一番の不安は、テクニックに優れボール保持を重視した森田・見木のダブルボランチ。ただいざ試合が始まると、見木は圧倒的運動量(今節の全チームの総走行距離No.2だったらしい)で至るところに顔を出し、守備でも奔走。

一方の森田も、相変わらず見た目はひょろっとしてるものの、エウベル相手にガツンと体をあててボールを奪ったり、最終ラインまで戻って守備したり。稲見が中盤から抜けることで不安視された強度不足を見事に二人でカバー。このコンビでマリノスを89分間完封できたのは、大きな自信になったと思います。森田は、相手が強くなればなるほど、自分も強くなる選手なんですな。

自信で言えば稲見も十分。エウベルを止めるという役割をほぼ完ぺきにこなしてくれました。当然サイドバックとしての攻撃面の貢献度は全然足りないけど、まぁ昨日に関してはそこは目を瞑ろう。

マリノスは、全体的に良くなかったすね、特に前半。
特に左の渡邊泰基の立ち位置が良くない印象で、ヴェルディの右サイドでのインターセプトからカウンターが前半に何本か。染野、木村の決定機、楓喜のミドルと、どれかが決まってれば…と。決して多くのチャンスは今後もつくれるわけじゃないだろうから、染野には百発百中の勢いで決めてもらわんと、困りますよ。それができれば、パリ五輪代表復帰というヴェルディにとっては嘆かわしいことにもなるのですが。

後半、先に動いたのはマリノス。ヤン・マテウスと宮市をと両サイドを交代。エウベルがトップ下のような位置に。ヴェルディも山見、慶人で両サイドを交代。その後に剛綺も投入。やはり結果として、交代策でよりパワーを出せたのがマリノスのほうだったかなと。結局後半の途中からはほぼ防戦一方で、前線に起点をつくれず。サイドもボールを運べず。このあたりは、昨年からの継続課題かなと。

81分に植中を投入して完全に2トップにしてきたあたりで、両CBでアンデルソン・ロペスを抑えりゃよかったものが分散され、だんだんと穴が広がってく。とはいえ決壊するまでではなかったんだけど、慶人がクロスの守備に手を広げてしまいハンドでPK。さらにAT、右サイドでボールを持たれ、松原健の年1級の左足ミドルで逆転許す。その直前の翁長に対するプレーがファールにも見えるんですが、そもそも翁長も立ち上がるのがワンテンポ遅かった。それまでサイドバックとして攻守でほぼパーフェクトなプレーを見せていただけに、一瞬の隙をつくってしまったのは悔やまれる。

交代枠を2枚残したのも、城福さんらしくないですね。「バトンをつなぐ」をあれほど強調してきた中で、選手交代でギアチェンジしきれなかった。もっとも3枚交代した時点で、残りは深澤、山越、綱島。何ができたって、守備ブロックを固めることはできたかもしれない。でも結局それは相手の攻撃の時間を長くするだけ。それなら前線でボールをキープできる策を……とろうにもとれない。そんなジレンマだったのかも。

まとめ

十分やれるのはわかった。J1でもこのやり方で十分戦っていける…が。
1試合でその気持ちをあまり大きく持つのは危険。

「悪くはないんだけどね」が5試合続けば疑心暗鬼になる。
勝ち点0は0。どんだけ頑張って良いゲーム見せても、それが続いた先にあるのは降格。

「俺らはこうやって戦っていくぜ!」ってのがはっきりわかったぶん、相手だって対策してくるでしょう。

決して万全な状態ではないマリノスに結果として逆転負けを許したのは、単に課題が見えたとかよりも、ごり押しされれば防ぎきれない、修正すりゃどうにかなるもんでもないってのが見えたってことでもある。すぐには埋めきれない個の差はやっぱりある。

やるべきことは変わらないけど、早く結果がほしい。でも焦ってはいけない、しっかりと継続して積み上げて、成長していく。

ピッチレベルもそうだけど、俺らサポーターも新しいステージでいろんなことが見えた1日だったと思う。人数はそう変わらないけど、応援の声量では確実に負けた。ただ数の差で負けただけじゃなく、試合の流れの中で声量が落ちてた。それは一人一人の問題。

まだ開幕戦。今はそれでいいけど、悠長なことは言ってられない。
次は、アウェイ浦和。開幕戦を見る限り、あそこも決して良い状態ではないけど、個のレベルは高いのはマリノス同様。まだまだチケットは余っているらしいで、みんなでパワーを届けましょ。

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