【Result】2023第J1昇格プレーオフ決勝vs清水エスパルス（H）

結果

===東京V==清水=====

(前半)　　0　-　0
(後半)　　1　-　1
合計　　1　-　1

●得点者
（63’）チアゴ サンタナ（清水）　0-1
（90’+6）染野 唯月（東京V）　1-1

（65’）齋藤 功佑(out)→新井 悠太(in)
（65’）山田 剛綺(out)→綱島 悠斗(in)
（86’）林 尚輝(out)→平 智広(in)
（90’）稲見 哲行(out)→山越 康平(in)
（90’）深澤 大輝(out)→長谷川 竜也(in)

（65’）カルリーニョス ジュニオ(out)→北爪 健吾(in)
（65’）中山 克広(out)→岸本 武流(in)
（86’）山原 怜音(out)→吉田 豊(in)
（90’）原 輝綺(out)→神谷 優太(in)
（90’）乾 貴士(out)→北川 航也(in)

15年の思い

1日半経ってもまだ心のどこかは興奮してるし、書きなぐりたいことはいーっぱいありますが、とりあえずこの試合のことだけね。

ヴェルディのスタメンは準決勝と同じ。ベンチが蓮→山越。より試合終盤の守備固めやパワープレーやセットプレーを想定してたってことでしょうな。エスパルスは岸本→カルリーニョス以外はやはり準決勝と同じ。

まぁいつも通りだなってゲーム。前半は相手の個の強さに押されたし、あぶねーってシーンはちょこちょこあったけど、結局0-0。試合を通しても結局、公式記録では清水に4本しかシュートを打たせてないので、試合展開以上にわれわれのゲームだった、そんな印象。もちろん、アドバンテージがあってのものですが。

63分、森田のハンドで相手にPK。
ヴェルディのゴール裏が、ある意味審判や相手よりもはっきりとハンドが見えていたと思うので判定は致し方なし。サンタナに決められて0-1。

その直後にコロ助に代えて新井を投入。
ただ、最後の最後まで、チームがやってきたことを崩すようななりふり構わない攻撃をすることもなく、丁寧にボールを動かしてペナへの進入を狙っていく。信じる強さ…と言うんですかね。これで俺らは今シーズン、苦しいゲームでも勝ち点を積み上げてきたわけだから。焦りみたいなのがまったく見えなかったのは、本当に強いチームになったんだなって感じます。
むしろ清水のほうが、今まで大してやってこなかったであろう5バックで守りに入ったりしていて、そこからヴェルディに可能性が出てきた感じでしたからね。

そして96分に染野がPK奪取。それを決めて同点、昇格。

アディショナルタイムのゴールで昇格が決まるなんて劇的も劇的なんですけど、今年はアウェイ岡山、秋田、ホーム千葉とかでそういうゴールで勝ち点をもぎ取った試合があったから、これが普通というか。めっちゃ興奮しましたよ。でも、俺らなら1点くらいどうにかなる、それを信じ切った故のゴールだったように思います。

まとめ

Xにも書いたけど、森田のあのハンドで敗退なんてことになってたら、悔やんでも悔やみきれないゲームになってたと思います。それならスパッとやられたほうがまだマシ。絶対にそんな結末は嫌だ。だから俺らも、ピッチ上の選手たちも、最後の最後まで1点を信じてプレーできたんじゃないかと思います。

最後にPKを決めたのが森田だったら完成しすぎたストーリーだったとは思いますが（笑）。でもまぁ染野だって自分でとったPKだし、何より彼だって自分がヴェルディをJ1昇格に導くんだと強い気持ちでやってきたわけだから、FWとして譲るわけないですよね。いやー、本当にきてくれてありがとう。

さて。
毎年恒例の今シーズンの振り返りとか、15年の振り返りとかはなんとか12月中に書きます。あらためて皆さん、おめでとうございます。1年間お疲れさまでした。ありがとうございました。