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【Result】1つのプレーで試合は変わる~2020第7節vsモンテディオ山形(H)~

time 2020/07/26

【Result】1つのプレーで試合は変わる~2020第7節vsモンテディオ山形(H)~

やっぱり声は出ちゃうよねー。こういうゲームになるとネガティブな声もやっぱり響き渡っちゃうから、そんなときは、なんとかみんなの拍手でポジティブな雰囲気に変えていければいいんですけどね。まぁそんな話はさておき。

超個人的なことですが、この試合はスタメン、ベンチを含めて久々にメンバーがドンピシャで予想的中。毎試合奇抜なことをしろとは言いませんが、こんないちサポでも予想できちゃう編成なんですよね、今は。と思ったり。ま、好調なときは変化させなくてもいいってことでもあるんですが。

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結果

=====東京V==山形===
(前半)  0 - 0
(後半)  0 - 0
=================
合計   0 - 0

●得点者
なし

スタメン

(58’)井上 潮音(out)→小池 純輝(in)
(74’)井出 遥也(out)→山下 諒也(in)
(87’)藤田 譲瑠チマ(out)→山本 理仁(in)
(87’)佐藤 優平(out)→森田 晃樹(in)

(46’)小野田 将人(out)→加藤 大樹(in)
(70’)大槻 周平(out)→ヴィニシウス アラウージョ(in)
(70’)渡邊 凌磨(out)→半田 陸(in)
(83’)本田 拓也(out)→南 秀仁(in)
(88’)山岸 祐也(out)→末吉 塁(in)

潮音が決めてれば

結局これに尽きますよねーっていう試合。本当に、1プレー、1つのゴールで試合は決まるというか。優平さんが試合後のコメントで「あれを決めていれば、相手は自分たちにずっとパスを回されて試合が終わっていたと思います」と言ってるように(ゲキサカでは“一生回されて”とあったので、オフィシャルは表現変えてるけど本当はこう言ったんでしょう笑)、これはそうだろうなと。もしリードを奪えていれば、後半は相手が点を獲りに前掛かりになる、そうなれば“プランB”として持っている、純輝と山下を使ったカウンターもしやすくなる。そんなとこでしょう。

また山形はベンチメンバーにインパクトのある選手は少なく、相手がどういう策を取ってきたとしてもヴェルディとしても大きく戦い方を変える必要はないというのもあったんじゃないでしょうかね。去年なんか、ジェフェルソン・バイアーノとか出てきただけで「どうしよっか」って感じでしたから。

スタートの形は、予想通り。
山形は序盤はやや強めにプレスを掛けてきたものの、これをあっさりうちのDFラインがかわすと、相手はプレスを弱めて5-4-1のブロックを敷くようになりました。このあたりは、平、祥平の2人に、若狭が相手の立ち位置を見て3枚なのか4枚なのかで調整。アンカーのジョエルの立ち位置も良く、彼を経由して逆サイドへ展開という形もできていたので、ビルドアップはかなり安定してきたなという印象。ま、控えが理仁しかおらずほかのメンバーになったらどうなるんだ?ってのはさておき。

ここ数年よりはポゼッション気味になっている山形さん。
3バックの両脇も積極的に飛び出していく。左の松本がサイドの小野田に預けてインナーラップを仕掛けたところで寛也がインターセプト。なぜか逆サイドの熊本も高い位置を取っていたことで逆サイドはがら空き、走り出した潮音へ寛也から素晴らしいパスが通って1対1。

https://twitter.com/GoalJP_Official/status/1286954979220226049

ワンタッチ目が少し大きくなったところで相手GKの櫛引が距離を詰め、選択肢が減っちゃいましたな。ここが優秀なストライカーだったらそれでも落ち着いて流し込んでいたんでしょうが。とはいえ、いいタイミングでGKと入れ替わることができたし、抜いた後に角度も十分にあったんだから決めてくれよと。あそこからポストに当てるって利き足じゃないとはいえ逆に難しいよ。
端戸も端戸で、FWなら落ち着いてくれ。いくらポストの跳ね返りでQBKっぽかったとはいえ、リプレー見る限りはトラップする余裕もあったでしょうが。

結局1試合を通して、このシーンでの得点を逃したことでずるずるとスコアレスドローへの道を歩むことになってしまいました。

頼むよ、潮音。こういうとこ決めて怖さのある選手になっていかないと。今求められているのでは、中盤だからとかディフェンスだからとか関係なく、やっぱり点をしっかり取れる選手ですよ。

この試合は両ワイドを潮音、寛也というパサータイプを置いてボール支配率を高めようとしたわけで、その狙い自体は悪くないとは思います。
ただ、右の三角形、寛也、優平、若狭のほうは、優平は足元で受けるタイプだし、寛也は当然内向きのボールの持ち方になる、若狭も基本的にインサイドに絞った位置からスタートしてる。というなかで大外を使えず、裏抜けもなく、幅と深さを作ることはできてなかったかなぁと。

逆に左の三角形は、奈良輪が幅をとり、潮音と井出が入れ替わりながらボールを引き出し片方が空けたスペースを片方が使うみたいなことができていた印象。そこから逆サイドへの展開もできていた。
なので、変えるなら右のユニットかなと思っていたんですが、結局74分に山下を入れるまではそのまま。この辺はちょっと意外でした。

相手は端戸を徹底的につぶそうと、特に3バック中央の栗山がガンガン前に出てきていたので、ホントはその裏を狙いたかったところ。平や祥平も端戸への縦パスを狙っていたもののあまり効果的には出せず、端戸も踏ん張りきれなかったあたりがこの試合の後半の停滞感を招いてしまった要因のような。ここまで端戸もよくやってくれているとは思うけど疲労も溜まってくるだろうし、こういううまくいかない日はスイッチできるようにしたいんですが、大久保とレアンドロは何をやってるんでしょうか。

端戸のところは変えられないので、純輝や山下を投入して裏抜けを狙わせてそこから崩すプランに切り替えたもののあまり効果的にはハマらず、逆に終盤は押し込まれて試合終了。踏ん張って守り抜き、今シーズン初のクリーンシートを達成したのは良かったものの、少しストレスが溜まる試合だったなーという印象でした。

まとめ

シーズンが再開したころに比べればかなり良くはなってきているし、まぁ3試合連続で良い形を継続するのは簡単じゃないよね、こういう試合もあるよね、ってのはあるとは思います。そういう意味では悪くはなかったけど、せっかくのホームゲームで、しかも今季初の週末のホームでこういう結果なのは残念です。

マテウスは素晴らしかったですね。今日は彼のゲームでした。ほんとあの片手で止めたシーンとか、ブラジル人GKっぽいなと。チームのビルドアップの向上に間違いなく貢献していますし。

中3日で次は新潟戦。
ざっくりなイメージは、そこまで高い戦術のクオリティがあるチームではないけど、外国人の一発があるヴェルディの苦手なタイプのチーム。ここで流れを取り戻しましょ。

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