【2019ライバル雑感】栃木SC

移籍情報

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DFラインは総取っ換え

J3からの昇格し大きな補強もなく、かなり厳しいシーズンになるかと予想されましたが、しぶとく守ってロングスローやセットプレーで1点をもぎ取るサッカーで14位となんとか踏ん張ることに成功。今年はそこにさらに上積みを……と期待されたのですが。

パワーを生かしたサッカーの中心とも言えた服部康平が松本に引き抜かれ、パウロンも新潟へ。有望株と期待された23歳の福岡将太も徳島へ完全移籍し、GKのジョージ・レオーニが退団、竹重安希彦が横浜FCへ移籍するなど、守備陣は総じて退団する自体となってしまいました。

6年にわたり徳島で主力として戦い続けた藤原広太朗を獲得できたのは大きい（というか何で移籍したのか……）ものの、とにかくDF陣は再構築を余儀なくされ、かつ去年のような強引なパワーを発揮できるわけではないので、序盤は苦戦するのではないか。

一方で中盤から前は既存選手がほぼ残ったうえに、山口から大崎淳矢を獲得。岡崎建哉が抜けたボランチには経験のある岩間雄大を獲得。引き抜きにあってもおかしくない力を見せつけた西谷和希やヘニキは残留しており、大黒将志も健在。若手が育てば層の厚さも徐々に出てくるはずでしょう。シーズン早めに守備が整備できれば、中位以上に絡んでくることもあるかもしれません。