コンドルとカモメのVoyage

【Result】これのどこが素晴らしいゲームなのか~天皇杯準々決勝vs京都サンガF.C.~

time 2022/09/09

【Result】これのどこが素晴らしいゲームなのか~天皇杯準々決勝vs京都サンガF.C.~

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結果

====東京V=京都====

(前半)  0 - 1
(後半)  1 - 1
合計  1 - 2

●得点者
(21’)パウリーニョ(京都) 0-1
(53’)パウリーニョ(京都) 0-2
(90’)谷口 栄斗(東京V) 1-2

(HT’)馬場 晴也(out)→森田 晃樹(in)
(55’)河村 慶人(out)→阪野 豊史(in)
(55’)杉本 竜士(out)→山口 竜弥(in)
(66’)梶川 諒太(out)→石浦 大雅(in)
(79’)稲見 哲行(out)→西谷 亮(in)

いくら攻めても点は入らず

まず昨日の試合、選手たちは全力で戦ったし、あとちょっとで少なくとも同点には持ち込めた。選手たちも気持ちは入っていた。だから、試合を見ていた人たちで心が動いた人も多かったであろう。それは間違いない。だから、拍手で選手たちを迎えるのはまぁわからんでもない。

が。なんか自分は感覚が違うなぁというのが正直なとこ。

だって結局は4連敗なのよ。
相手の京都さん、リーグ戦から完全ターンオーバー。外国人にしたって京都加入後初スタメン。「これがJ1です!」って言われたって、昨日の京都を見てたら「J1ってこんなもんなの?」というチーム。当然、優秀な外国人でサクっと点をとって、あとは耐え忍ぶって選択を堂々とできるのはある意味強いってことなのかもしれないですが、後半途中からほぼ攻めることは放棄して、逆にヴェルディがずっと攻める展開。あれだけ攻めて、攻めて、攻めて、やっと90分に1点を返すのが精いっぱい。情けないな、って。

確かにオムは気合いがこもったプレーをしていた。1対1の勝負でほぼ負けることなく仕掛け続けた。それ自体は彼の役割であり素晴らしい。でも、結局チームとしてはそれ一辺倒。相手は、体はきつかったろうが精神的には楽だったろう。待ち構えて、跳ね返せばいいだけなんだから。ミドルや中央を割る選択肢を持てなかったか。

個人的には、ガンガン攻めた後半よりも、前半のほうが良いサッカーしていたなと。
ここ数試合、壊滅的に3人目の動きがないから、出して、受け取ってそこで終わり。だから攻撃がすぐに詰まる。
ただこの試合は、FWに出して、そこに3人目、4人目が素早くサポートに入って落としを受けてサイドに展開、あるいは裏抜けするFWへ供給。最後のところのクオリティーに依然として課題があるとはいえ、こういう動きのあるサッカーを見たかったんだよなぁと。

だからこそ。
Twitterに書きましたが。シーズン序盤はみんなめちゃくちゃ走ってたし、昨日くらいのサッカーをずっとやっていた。だから勝てていた。でも、途中からやれなくなった、やらなくなった。

昨日の試合がすごく心に響いたという方もいらっしゃったようで、それはそれで良いと思いますが、もしそうだとしたのなら、シーズンを戦っていく中で基準が下がり続けたにすぎないと自分は感じます。
だってヴェルディは強くないんだから。うまくないんだから。だから死ぬ気で毎試合走って、それを当たり前の基準にして戦っていって、それでも昇格という目標に届くかわからないという力しかないんだから。

多くの問題のある方ではあったけど、永井さんが言い続けてたのはこのあたりだったんだろうなと、つくづく実感しますわ。

昨日の試合は素晴らしかった…?
誰かを批判するわけでもないですが、自分はまったくそうは思いません。だいたい、お互いがフルパワーのせめぎ合いをした末に力及ばずならまだしも、ただただヴェルディの非力さを感じざるをえずに負けたゲームで、素晴らしいなんて思えるわけがない。普通に負けた、ただそれだけです。勝ちたかったよ。

まとめ

別にネガティブになる必要はないし、自分もなってはないですが、あくまで試合の感想はそういう感じだったって話。
だからこそ、次のホームゲームで何をどう見せるか。昨日くらい最低限やってくれれば、少なくともリーグ戦で残留の心配をする必要なんてなかろう。奇跡を信じて、一つでも上の順位を目指せるはず。悲観はしてません。

週末を楽しみにしています。

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