コンドルとカモメのVoyage

【Result】勝ちたかった、勝てた~2020第16節vsジュビロ磐田(A)~

time 2020/09/03

【Result】勝ちたかった、勝てた~2020第16節vsジュビロ磐田(A)~

ほんと数ヶ月前じゃ考えられないくらい、今のヴェルディのサッカーは見てて楽しくて。いやー、ほんと永井さんには土下座もんですわ。「こんな良いゲームをこのまま終わらせるな!」ってハーフタイムコメント、ほんとその通りで。これは負けちゃいけない、勝たなきゃいけないゲームだったなって。

本当に勝ちたかった。勝ちたかった。そして勝ちたかったのと同じくらい、もう少し長くこの試合を見ていたかった。なんかここ1年くらい忘れていた気持ちを取り戻すことができたゲームだったような気がしますねぇ。

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結果

=====磐田== 東京V ====
(前半)  2 - 1
(後半)  0 - 1
=================
合計   2 - 2

●得点者
(8’)小池 純輝(東京V) 0-1
(11’)ルリーニャ(磐田) 1-1
(44’)ルキアン(磐田) 2-1
(72’)近藤 直也(東京V) 2-2

スタメン

(62’)大久保 嘉人(out)→井出 遥也(in)
(78’)クレビーニョ(out)→澤井 直人(in)
(78’)近藤 直也(out)→若狭 大志(in)
(88’)藤田 譲瑠チマ(out)→松橋 優安(in)
(88’)小池 純輝(out)→山下 諒也(in)

(60’)ルリーニャ(out)→小川 大貴(in)
(68’)ルキアン(out)→小川 航基(in)
(68’)藤川 虎太朗(out)→大森 晃太郎(in)
(81’)山本 康裕(out)→中野 誠也(in)
(81’)舩木 翔(out)→上原 力也(in)

相手をカウンター狙いに追い込んだ

やはり奈良輪は負傷だったか、クレビーニョが右サイドで先発。前節活躍の理仁がこの日は結局出場なかったあたり、戦術的な狙いもあるんでしょうが、コンディション的なところもあるんじゃないかと。ま、このポジションには優平も井出も控えてるってのは贅沢なもんですな。

磐田は8人をターンオーバー。GKまで入れ替えるなんてね。

前半序盤は完全にヴェルディのゲーム。相手のプレスが“ほどよく”強めなこともあってかいくぐることができ、ダイレクトでポンポンと面白いようにパスが通ってチャンスメイク。ジョエルがボールを運び、優平からクレビへ。クレビはクロスなのかシュートなのかよくわからんけど超絶鋭いパスになり、純輝も見事なトラップからニアサイドを一貫。8分で先制となりました。

この試合は純輝が本当に見事というか、トラップのコントロールがほぼパーフェクト。よほどヤマハの芝が合っていたのか、ゴロも浮き球もほぼワンタッチでシュートやドリブルにつなげる絶妙なところに置くことができていて、まさに右サイドのストライカー。昨年のチーム得点王がやっと帰ってきたというところでしょうか。もう1点くらい欲しかったところです。

ただわずかその3分にマテウスのボールコントロールミスから失点。これまで多くの失点を救ってきたGKだけに、まぁこういうこともあるよねーってくらいで別にいいかなって。少し気が緩んだところだったと思うので、次は気を付けましょう。

その後もヴェルディがボールを持つも大きなチャンスは作れず。ただチャンスの一歩手前まではいけていたので、「このままいけばいずれ点は取れるな」という感覚……だったのですが、前半終了間際にルキアンに個人技での突破を許して失点。まぁミスってわけじゃないけど、あの局面でDF3人の間を抜かれるのはちょっとキツいね。

あとはまぁクレビーニョはクリアできたなぁってのはありますけどね。あれを右足でいこうとするのは至難の業ってのもあるし、あれが奈良輪だったらマテウスが飛び出した時点でさっそうとゴールマウスの中に入ってドカンとクリアしてたでしょう。

とはいえクレビーニョは、フリーダムすぎるプレーで沸かせた先週末の京都戦とはまるで別人で、攻守ともにチームプレーに従順な右サイドバックに。若狭とも奈良輪とも違う持ち味を出してくれたので、今後さらに楽しみですな。

後半は、ジュビロが完全に5-4のブロックを敷いてカウンター狙いに切り替えたことで、ヴェルディが圧倒的にボールを持つ展開に。ポゼッションとカウンターを使い分ける監督だとは聞いてましたが、ジュビロがこんなドン引きするとは正直思ってませんでした。
確かに前線にパワーやスピードがある選手はいるとはいえ、そこまでカウンターがうまいっていうわけでもなかったですしね。そういう意味では、相手にそういう戦いを選択させたのはヴェルディのサッカーであり、相手をそういう形に追い込んだとも言えなくはないのかなと。

結果的にCKからの得点のみとなったものの、相手の人数をかけたブロックに対する崩しはかなり熟成されてきていて、特に左サイドに井出が入ってからは潮音とのコンビネーションで崩しにかかったり、左に寄せておいて一気に逆サイドへ展開して純輝を使うって攻撃もだいぶ形になっていました。

DOさんありがとう。ナイスゴール。相手GKのポジショニングがかなり怪しかったけど、あのニアを使うのは去年のアウェイ甲府戦だったか若狭も決めてるので、狙い通り。

終盤はジョエルに代えて松橋を入れるなど、「アウェイでとりあえず勝ち点1」なんて考えは微塵もないチョイスは好きよほんと。特に今年に関しては。そんな選択は残り5試合切ってからどうしても1が欲しいときにすればいいわけで、チームや個人の成長を考えればベストな選択だったように思います。だからこそ、ほんと勝ちたかった。あと5分あれば1点取れてたんじゃないかって思ったくらいですもの。

まとめ

甲府戦や松本戦もなかなか良いゲームだったけど、個人的にはこの試合のほうがベストに近かったなと思ったり。なかなかこうDAZNで見てるって時は割と冷静に見てるんだけど、久々に現地にいるときのような「いけー」っていう気持ちになってたんで。悔しいです。
とはいえまぁまだシーズン中盤。中2日でもう明後日にはゲームがあるので、スパッと切り替えましょ。ここからは現状での下位との戦いが続きますが、油断せず。いざホームでの連勝へ。

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