コンドルとカモメのVoyage

【Result】首位相手に妥当なドロー~2020第9節vsV・ファーレン長崎(A)~

time 2020/08/03

【Result】首位相手に妥当なドロー~2020第9節vsV・ファーレン長崎(A)~

後半なんかは、点が入って勝てる気もしなかったし、かといってやられる雰囲気もしなかった。そういう意味では非常に妥当なスコアレスドローだなーって気はする。言い方はよくないけど、長崎がこれで9戦負けなしの首位なら、うちにも十分チャンスはあるんじゃね?って勘違いしちゃいそうなほど。まぁイバルボいなかったのは大きいとは思いますけど、フレイレはもちろん、カイオ セザールとかルアンとか、とにかく外国人が強烈すぎますわほんと。

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結果

=====東京V==新潟===
(前半)  0 - 0
(後半)  1 - 1
=================
合計   1 - 1

●得点者
なし

スタメン

(46’)小池 純輝(out)→端戸 仁(in)
(46’)森田 晃樹(out)→佐藤 優平(in)
(72’)山下 諒也(out)→藤本 寛也(in)
(82’)井出 遥也(out)→新井 瑞希(in)
(90’+3)井上 潮音(out)→山本 理仁(in)

(63’)名倉 巧(out)→加藤 大(in)
(63’)大竹 洋平(out)→氣田 亮真(in)
(78’)カイオ セザール(out)→ルアン(in)
(78’)富樫 敬真(out)→畑 潤基(in)
(86’)毎熊 晟矢(out)→米田 隼也(in)

両ワイドの使い方はもう少し考えたい

この試合では、純輝&山下のスピード系両ワイドでスタート。結果的にはヴェルディがボールを持つ時間が長く、相手はある程度ブロックを作った状態で守っていたので、あまりスピードを活かせる場面は少なく。前掛かりになる攻撃力ある相手サイドバックの裏を突こうという狙いだったのかもしれませんが、そこはちょっと狙いが外れたのかなと。

前半26分のシーンは、まさにヴェルディの理想としている形。右サイドでパスを受けた純輝から少し降りてきた中央の潮音へ。そのパスの瞬間に森田が3人目の動きですでに走り出しており、潮音からのスルーパスを受けて中央へグラウンダークロス。逆サイドから入ってきた井出のシュートは枠から外れたものの、相手がブロックを作っている中でも、しっかりとした強いパス、3人目の動きを使っていけば地上戦で十分に崩せると証明したシーン。それだけに井出が決めたかったな。

守備では相手CFの富樫敬真にゴリゴリとボールを運ばれたりしたものの、決定的なシーンは作らせず。平や若狭の個の強さはさすがだし、もう祥平の落ち着きといったら何なのか。冷静に相手の前に立ちはだかってピタっとシャットアウトするそのプレーは、やはりJ1級のセンターバックなんだなと改めて実感しますわ。
にしても富樫にやられなくて良かった。なんか記憶の隅でまったく覚えてないけど、去年の開幕戦って冨樫に決められて負けたんだっけ。あ、俺現地行ってないから覚えてないのか。これでイバルボと2トップとかやばくね。
という中で前半終了。
後半は純輝→端戸でフリーマンだった潮音が左、端戸がフリーマン、山下が右に移動。また森田→優平はポジションそのまま。森田は前半途中で相手のタックルが足首に入った際に負傷したんじゃないかな。せっかくの今シーズン初スタメンで気持ちは入っていただろうに。まぁそこまで良さは出せてなかったですが。

純輝は心配ですなぁ。戦術的な変更の意味もあるとはいえ、今シーズンは6試合の先発出場のうち、4試合でハーフタイム交代。どうにも去年のような勢いというか良さが出ないというか。そのあたりはやっぱり梶川がいなくなった影響でしょうか。

後半は“これまで”のスタートの形に戻り、早い段階で山下→寛也にスイッチしたことでボール保持を狙ったものの、長崎に押し込まれる時間が長くなったことで、むしろこの時間にスピードあってカウンター仕掛けられるタイプを残しておきたかったなぁという展開。ジョエルや若狭など明らかに連戦の疲労が見える選手も出てきて、この試合はどうにかなったもののこの先にやや不安が残るというか。

というのと、最後の10分くらいでもう割り切って守り抜くのか、1点をもぎ取るのか、どちらもできないようなベンチメンバー構成を本当にどうにかしたい。「誰が出ても同じサッカーができる」ってのは良く聞こえるけど、悪く言えば現状のヴェルディは「誰が出ても同じサッカーしかできない」ってことでもありますからね。結局最後のカードが理仁じゃ、疲れた選手を代えるって意味しか持たせられないですから。それは重要とはいえ。

個人的にはやっぱりベストは左右ワイドのどちらかが中盤タイプ、どちらかがウイングタイプでスタートしたほうがいいなじゃないかなぁって思います。まぁどのみち再来週からは寛也はいないわけで、しばらくは右は純輝or山下になるでしょうけど。それとも河野が復活するか、阿野を大抜擢するとか。

まとめ

首位相手に、今シーズン初の遠方のゲームでドロー。まぁ悪くないと思いますよ。結果として、惨敗した大宮戦以降は負けがなく、かといってグダグダだったわけでもなく、ワンプレーの違いで勝てたであろうゲームもある。

ただそこで勝てないのが今のヴェルディの現状であって、そこを補うピースを大久保、レアンドロ、クレビーニョあたりの復帰に期待するのか。あるいは、他から選手を獲得するのか……。

さすがにこの現状だし、寛也はもう来週にはいないだろうから、少なくとも一人二人くらいは若手レンタルなどで獲得してくるとは思いますが。とりあえずここで一週間空くし次は再びホームなのでいったん休んで、次に備えましょう。

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