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【Result】なんとか引き分けも勢いを活かせず~2020第3節v栃木SC(A)~

time 2020/07/06

【Result】なんとか引き分けも勢いを活かせず~2020第3節v栃木SC(A)~

グリスタの芝が枯れてる問題は気になってたんですけど、実際はそんなことなくて、ほぼプレーには影響なかったのかな?まぁそれにしても毎年ここで試合をやる時ってのは台風だったり雨だったり、めっちゃ晴天の下でやった記憶がほとんどない。昨日もやはりうっすら雨は降ってたみたいですからねー。

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結果

=====栃木== 東京V ====
(前半)  0 - 0
(後半)  1 - 1
合計   1 - 1

●得点者
(49’) 榊 翔太 (栃木) 1-0
(57’) 佐藤 優平 (東京V) 1-1

スタメン

(46’) 井上 潮音(out)→森田 晃樹(in)
(51’) 藤本 寛也(out)→福村 貴幸(in)
(83’) 井出 遥也(out)→藤田 譲瑠チマ(in)

(65’) 榊 翔太(out)→エスクデロ 競飛王(in)
(65’) 岩間 雄大(out)→禹 相皓(in)
(71’) 森 俊貴(out)→和田 達也(in)
(90’) 溝渕 雄志(out)→柳 育崇(in)

GKというのは難しいポジション

ジョエルに代わって優平がボランチに入り、一列前に寛也。右WBには山下がプロ初スタメン。前節の後半で良い動きを見せた2選手をそのまま使った形でスタート。

前半はまずまずでした。てかいつも通りというか。
特にこの試合に関してはポゼッションのヴェルディと、ストーミング(田坂監督談)の栃木という明確なスタイルの違いもあったことで、やはりヴェルディのほうが長い時間ボールを握る展開に。っても結局決定的チャンスってのはそんなになくて、逆に栃木のほうが決まってもおかしくないシュートを打ってたりするんですけどね。

カウンターからのシーンは見事。レイオフをうまく使って前進し、最後は山下のスピードを生かした右サイドの折り返しから再び寛也のシュート。
山下は試合序盤でも相手のファールを誘いそうな仕掛けを見せていて、相手の脅威となっていました。まだまだ細かい技術は少し荒いところはあるものの、去年のトップスコアラーである純輝を差し置いてスタメンの座を射抜いたのも納得。目つきがいいっすよね。
なんというか、トップ昇格したばかりのときの竜士のようなギラギラ感。今はまだサイドでのドリブルで脅威を与えているだけだけど、ゴールという結果が付いてくるようになれば、もう来季はJ1に行っちゃうんじゃないかと思ったり。

そんなんで前半終了。ってもやっぱりシュート2本なんだよなー…と。

後半早々、DFラインでのボール回しから、柴さんのパスミスでボールを奪われ、1対1となりシュートを打たれる。柴さんもなんとか触ったものの、スライディングでシュートコースへのカバーに入った祥平の手に当たってしまい、一発退場。PKも決められ0-1。後半を一人少ない状態で戦うことになってしまいました。

まず大前提として。
柴さんのミスはいただけない。足元が苦手なのはわかっちゃいますが、3試合で同じようなミスが3回、うち2回は失点に直結してるわけですから。上福元が徳島で同じようなミスをしていて「そういうミスってあるよね」って思いたいとこですが、さすがに3試合連続でこうなるとね。

永井さんがユースで監督をやっていたときに、当時のGKの子が足元不安定だったためバックパス禁止令を出したこともあったくらい、GKにも技術を求める監督です。そういう中で柴さんが使われているのは、マテウスはケガとかコミュニケーションの問題があるのかもしれないけど、基本的なGKとしてのスキルにそれほど差があるってことなんじゃないかと察します。

とはいえこれだけ続くと、さすがに次は代えられてもおかしくないと思いますよ。
逆に言えばこれで代えられなければ、洸とマテウスはGKとしてよほど信頼されてないのかなって思ったりもしますが。

あと一つ。
このシーン、柴さんがパスを出した先の優平は右サイドへの展開を指示していたわけですよね。でもはっきり言って、柴さんが右サイドへ出せないようなトラップをしてしまったわけでこれは技術不足だけど、それを優平が見えていながらボールをちゃんと受けには来なかったのもどうなんですかね、って話。
足元に不安のあるGKなら、周囲もなるべくそれをカバーするように努める。それがチームってもんだとも思いますが、それは甘えなんですかね。

とにかく祥平は不運に尽きる。
なにより次節の大宮戦に祥平抜きで戦わなくちゃいけないっていうのものね。

ちなみにこのシーン、三重罰回避の観点からレッドは間違いでは?というのもTLで見かけましたが、この判定は正しいです。詳しくは競技規則を見てくださいってなりますが、ハンドでの得点機会阻止は即退場なので。

そんなんで1人少ない状況となったわけですが、これがヴェルディにとっては良い風が吹くと。4-4-1にしてビルドアップの形から変えていったけど、1人少なくなったことで運動量が上がったこと、後ろが3+2から、実質4+1になったことでやることがはっきりしたこと。前半なんか、平とかがボールを持っているときに優平がふらふら相手を連れて近づいてくることがあったけど、後ろの人数が減ったことでそれもなくなった。

かつ人数が減ったことでスペースが広がり、山下がドリブルできるスペースも広がってより良さが活きるようになったこと。まぁカバーが大していないなかであんな仕掛けしてたらロティーナの時には怒られちゃいそうですけど、それでしっかりと前へ運んでくれるわけですから。

結果的に山下の突破からクロス、ファーに流れたところを落として優平がズドン。
福村さんさっそくアシスト。優平と森田と2人同時に前に出るようなリスクをかけてたけど、まぁ結果オーライ。

ただ。

せっかく追いついたし流れもできていたのにやっぱりここで攻めきれずに時間だけが過ぎてタイムアップ。交代カードを効果的に使うことができなかったし、てかなんで端戸や山下はふらっふらになるまで残したのよ。交代カードは、ケガを恐れて1枚余らせるにしろ、少なくともあと1人は交代できたのに。

端戸も端戸で、終盤の抜け出したチャンスは右足でもシュート打ってくれよ…。周りももう疲れてそんなにサポートできてなかったし。
山下もそうね。ただあれは開いてGKの塩田の距離の詰め方がうまかったのと、もう山下が脚を攣ってたってのもあるけど。

ただそもそも、結局残ってるカードって河野、新井、純輝。
うーん。純輝はまだしも、「1点をもぎ取りにいくぞ!」…ってメッセージを送るにはちと貧弱なカード。陵平やヨンジが恋しいですわほんま。

まとめ

ってことでまぁ本来は勝っておきたかった栃木にこういう結果で、次節は大宮って言う強豪にあたるんでね。どうなりますか。

そういや祥平は一発退場だったわけだけど。
ご存知の通り、昨年も1年通してレッドカードはなかったので、退場ってこと自体が2018プレーオフ大宮戦の内田以来。その前はシーズン中に皓太が退場してたけど、一発退場ってなると、2016のアウェイ千葉で平本が優也にタックルかましたやつ以来ですかねー。

ではではまた来週。

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