コンドルとカモメのVoyage

【2019振り返り】No.19小池純輝

time 2019/12/07

【2019振り返り】No.19小池純輝

sponsored link

文句なしのシーズンMVP

出場試合数:40試合(先発37試合)
出場時間:3546分
得点:16

FP最長の出場時間、チームトップでありキャリア記録の16得点、2度のハットトリック達成。もう言うことはありません。ポジティブな面が決して多くなかった今年のチームの中で間違いなくMVPでしょう。

そもそも、いわゆる“出戻り”っていうのに自分は懐疑的な部分がありました。以前に所属していた選手ならすぐに馴染めて即戦力になってくれる!という思いからポジティブに捉えがちですが、たとえば河野のように、他で出番を失って、いわば再起の地として戻ってくるのは正直なとこあまりね。もちろんヴェルディで再生してくれたら嬉しいけど、J1昇格を目指すのであればしっかりと実力があって確実に即戦力となる選手がほしいわけで。

そういう意味で純輝は、ヴェルディを退団後はいろんなクラブで経験を積み、しかもほとんどのクラブで年間を通してレギュラーとして活躍し、力を確実につけて帰ってきてくれた。こういうのは大歓迎ですよ。実際、その通りに結果も残してくれたわけですから。

以前に比べてスピードでぶち抜くようなシーンは減ったものの、得点力のあるサイドアタッカーとして覚醒。そもそもいつの間にこんな決定力高い選手になったの?って感じでしたが、簡単そうに見えて難しいシュートもたくさん決めてるんですよね。右足も左足も、ゴロもボレーも。最終節岐阜戦の2点目なんかも、左足であのコースに流し込んでるわけですから。

永井体制では2つのハットトリックによるまとめ獲りが大きかったですが、ワイドストライカーというチームとして両サイドの選手にゴールを獲らせる設計になってからはよりその特徴がくっきり出るようになりました。特にジャイルトンとの両翼はJ2でも十分にトップクラスと言える強力さだったと思います。これを来季開幕から見たい。

まぁ特にギャリー体制でそうだったけど、なんで試合途中でゴールが欲しい場面で純輝をサイドバックに下げるんだ…というのは謎采配すぎました。まぁシーズン序盤は陵平に良いクロスを上げて得点につなげていたし、それを期待してのものだったのかもしれませんが。

ピッチ上ではもちろん、ピッチ外ではSNSやブログで積極的にサポーターとも交流し、梶川と瑞希との絡みで楽しませてくれました。自分も、いきなりFacebookで試合の日の投稿にタグ付け申請が来たときはビビりました(笑)。
もちろんF-CONNECTの活動もあるし、本当に素晴らしい選手。

こんなに素晴らしい選手がなんで2年に一回移籍してるのかも謎ですが、とりあえず2年はいてくれるはずなので、来季も頼みますよ(笑)。

sponsored link

コメント

down

コメントする




関連記事

スタジアム

マリーンズ

ヴェルディ



sponsored link

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ブログランキングに参加しています

PVアクセスランキング にほんブログ村