コンドルとカモメのVoyage

【2019振り返り】No.9佐藤優平

time 2019/12/02

【2019振り返り】No.9佐藤優平

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能力を生かすも殺すも指揮官次第

出場試合数:32試合(先発28試合)
出場時間:2616分
得点:2

まさかの背番号9を身につけ、実はキャリアハイの出場数を記録した今シーズン。ギャリー体制、永井体制ともに監督からは抜群の信頼を得ており、完全に主軸と言っていいシーズンでした。まぁ彼の持っている能力をすればと当然っちゃ当然なのですが…。

今シーズンの彼のプレーを見ていて思ったのは、なぜこれほどの力を持っていながらマリノス、新潟、山形で主力に定着しきれなかったのか。もちろんケガがそこそこ多いというのもありますが、結局は使いこなせる指揮官がいなかったというのが実情なのかなと。

技術はある。クールに見えるけど熱い気持ちもある。スピードはないけど守備も必死にこなす。ミドルも打て、セットプレーも蹴れる。インサイドハーフ、アンカー、ウイング、フリーマンとどのポジションでもプレー可能…。

ただ、“暴走”がときにあること。特にギャリー体制ではそれが顕著で、周りがついてきてないのに一人でプレスにいく姿がよく見受けられました。チームとして「前からしっかりをプレスをかけないとダメ」という時期にあったとはいえ、結局はプレスは後ろとの連動ですから。彼が無理やりいって周りがつられるようにいくんじゃダメ。

指揮官が明確な指針のもと、しっかりとプレーに制限をつけてあげる。その枠の中で最高のプレーをする。それが優平が輝くための最良のやり方なのかもしれません。自由を与えすぎてはダメ。そういう意味では、ロティーナはうまく使いこなしていました。結果として去年は6ゴールを記録したんですから。

あと、やはりプレーに波があるというか。なんか時たま、やたら非積極的なときありませんでしたか。無駄にバックパスが多かったり。もちろん冷静に周囲の状況を見ての判断なのかもしれないですけど、なんかこうもったいないなと思う時間もありました。中盤の選手の中ではミドルを打てる選手なので、鹿児島戦のように積極的に打ってほしいんですけどね。

永井監督からも大きな信頼を得ていますし、彼のコメントからも来季もヴェルディでプレーすることに前向きのよう。他からオファーがあればわかりませんが。もし残るとすれば、彼にとっては初めて同じチームで3シーズンプレーすることになります。個人的には好きな選手なので、楽しみです。

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