コンドルとカモメのVoyage

【Result】有言実行~2018第38節vs徳島ヴォルティス(H)~

time 2018/10/22

【Result】有言実行~2018第38節vs徳島ヴォルティス(H)~

無言不実行、無言実行、有言不実行、有言実行のなかで有言不実行ほどダサいものはないけど、ヨンジはまさに有言実行。徳島をぶっ潰す、やってくれました。

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結果

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2018明治安田生命J2リーグ第38節
東京ヴェルディ vs 徳島ヴォルティス
2018年10月21日(日)
@味の素スタジアム
14:03キックオフ
=====================

=====東京V=徳島=====
(前半)  1 - 0
(後半)  1 - 1
=================
合計   2 - 1

●得点者
(42′) レアンドロ(東京V)1-0
(65′) バラル(徳島)1-1
(90′+3) 李 栄直(東京V)2-1

スタメン

(62′)レアンドロ(out)→ドウグラス ヴィエイラ(in)
(71′)佐藤 優平(out)→渡辺 皓太(in)
(79′)井上 潮音(out)→李 栄直(in)


(31′)シシーニョ(out)→内田 裕斗(in)
(69′)前川 大河(out)→ピーター ウタカ(in)
(85′)バラル(out)→藤原 志龍(in)

気持ちでもぎ取った勝ち点3

前半6分に、相手のバックパスをレアンドロがかっさらって幸先よく先制。
その数分前からヴェルディにプレスがきれいにハマって相手が後ろに戻さざるを得ない状況をつくれていたので、そこをうまくレアンドロが狙ってましたね。

というかまず最初に言いますが、この試合は小澤一郎さんのレビュー付きチケットなんてものが出て、その解説を聞いた人がいっぱいいるんだから、変に戦術的なことは書けません。まぁ素人ですから。頭で言われたことは理解できるんですが、言葉にはできないので。なので、適当に読み流してください(笑)。

この日、相手の右サイドバックにはなんとシシーニョ。京都戦で少しやってうまくいっていたようでしたが、これは意外な配置。ただこの迂闊なバックパスであったり、ここ数試合と違い4-2-3-1に近い形でスタートした徳島はあまりうまくいかず、15分すぎにはシシーニョを中盤に戻して3-4-3のように見える形に修正してきました。
”みえる”というのは、この2チームの対戦においては本当に3-4-3とか4-1-2-3とか数字の序列が意味を持たないですから。攻守や状況によっても違いますし。あえていうなら、スタートポジションというか。

この修正に対して、ヴェルディも対応していたのが見事。
最初は3-2でビルドアップを進めていたものの、相手が3枚で3バックにプレスをかけて数的有利を作らせないようにすると、奈良輪を少し下げて4枚でのビルドアップに変更。そのあたりの駆け引きは面白かったですね、さすがスペイン人指揮官対決というか。それをしっかり実践する両チームのメンバーもすごいと思いますけどね。これがJ2なんですから。逆に言えば、J2レベルでも良い指揮官に導かれれば、良いサッカーはできるということです。まぁ最後の個の質のところで少し物足りないものはあるんでしょうけど。

話が逸れました。

この日はレアンドロと潮音がスタメン。
機動力がある梶川と高身長でストライカーのドゥグ(こう形容するにはちょっと物足りなさは感じてますがね)を外し、ライン間で受ける能力が高い2人を起用したのは、終盤に向けて梶川、ドゥグのコンディション的なものとこのタイミングでも戦い方の幅を増やしておきたいという願いでしょうか。それで実際にレアンドロが結果を残すんだから、たいしたもんです。潮音もネガティブなイメージがつきまくりですが、守備面を含めてよくやってたと思いますよ。ただ、こんなもんじゃねぇだろ、とはずっと思ってますが。

後半になるとやや徳島ペース。
90分もあるんですから、相手ペースになる時間ができるのはしょうがないと思います。ただそうなったときに、いつものように長いボールが増えて、ドゥグ、アランがキープできず失ってまた攻撃を受けて……という連続になってしまうのはどうにかならんですかね。正直、J2上位のディフェンスを相手にしてもゴリゴリやってのけるほどの実力がある2人じゃないんで、これがより上のレベルいったとき本当にキツイですよ。

にしても、あまり話題にはならなかったけどアランがだいぶ復調気味だったように感じました。ただシュートを打ててないんでね。ただボールをキープできるようになっていたというか。

後半に失点。表原にはずっと手を焼いてましたが、やはりやられてしまいましたか。ヴィッセルU-18の10番。Jユースカップ優勝も経験したゴリゴリのドリブラーとして名を馳せていたもののなぜか昇格できず、愛媛に加入。実は彼のプロ初ゴールは2014年のヴェルディ戦。その後湘南へ、この夏に生まれ故郷の徳島に育成型期限付き移籍で加入。
いい選手だなー。本来は2列目、FWの選手ですが、徳島では竜士とともにウイングバックって。てか竜士お休みだったのが残念。

また話が逸れました。

そんな流れで、まぁ久々スタメンの潮音を最後まで引っ張るわけないし、いつも通り「守備の強度上げて」「ゴール前に飛び込んで」という指示でヨンジ投入しょうか。陵平かなとも思いましたが、アランも悪くなかったし、泉澤が左サイドで1対1は勝てていてあとはクロスの精度…というところだったので、この日はヨンジで大正解。

決勝ゴールの数分前にも香川からのクロスが合っていたり、少し合わなかったりであと一歩のところだったので、なんとか間に合ったという感じで。上福元からのボールを受けてそのままスピードでぶっちぎるのではなく、いったん相手と正対して抜いてから上げることで、精度も良かったし中もタイミングよく入れたんじゃないでしょうか。お見事でした。

まとめ

まぁね、そりゃこんなギリギリじゃなくてもっと安心して勝ちたいっすよ。
でもこういう勝利はとにかくチームに勢いがつく。残り5戦というこのタイミングでこういうゲームになるっていうのは、今年のヴェルディは本当に持ってると思います。

数試合前にも言いましたが、昇格のためには「命題」というか、RPGでいうフラグというか。フクアリなどの鬼門突破もそう。残りは4つ。
昨年勝利したとはいえ、苦手のアウェイ愛媛、鬼門の松本、苦手な下位チーム讃岐、そして上位の町田との決戦。いやぁ楽しみです。本当に、次のゲームが楽しみです。

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