【Result】内容悪くても4連勝～2017第5節vsFC岐阜(H)～

結果

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2017明治安田生命J2リーグ第5節
東京ヴェルディ vs FC岐阜
2017年3月25日（土）
味の素スタジアム
15：03キックオフ
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————東京V—岐阜———
(前半)　　0　-　0
(後半)　　1　-　0
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合計　　　1　-　0
●得点者
68分　アラン　ピニェイロ（東京V）　1-0

スタメン

39分 井上　潮音 → 橋本　英郎
53分 ドウグラス　ヴィエイラ → 梶川　諒太
74分 高木　善朗 → 安西　幸輝

68分 永島　悠史 → 野澤　英之
72分 山田　晃平 → 田中　パウロ淳一
89分 難波　宏明 → 瀧谷　亮

こんなの俺らの知ってるアランじゃない！

ってみんな言ってましたけど、アランってあの角度のあのシュート、割と前からうまいなぁとは思ってたんですよね。今シーズン、試合前のシュート練習でバンバン決めてるんですよ。いままでうちのシュート練習って、ほとんど入らないのが当たり前みたいだったけど、入ってるんですよ。次の試合から、試合前の練習ちょっと注目してみてみてください。

まぁアランだって92年生まれのまだ24歳。
ブラジル人とはいえ、3年前だってまだ21歳の若手なんですよね。そりゃ、3年もあれば成長しますよって話で。基本はウイングとして出場しながら、センターフォワードとしてもしっかりと役割をこなしてるのが素晴らしいところ。そもそも開幕前まではドゥグよりアランのほうがいいって噂は聞いていたし、実際に開幕戦もその通りのメンバーとなった。あの試合に関してはアランの出来うんぬん以上に両WBがあまりにひどかったですけど。

スピードがあってドリブル突破もできる。ボールタッチも大雑把にみえて意外にヴェルディらしく細かいワンタッチのパス交換も好きそう。加えて、スッと体を入れ替えてマイボールにするのもうまいから、雑なロングボールもとりあえずなんとかしてくれる。

ここ2年、我慢強く使ってきて良かったですね。

逆に、ドゥグが思った以上に苦しんでるなっていうのはちょっとあって、この試合でも後半早々に交代。前半のドリブルから抜け出してのシュートが決まってればもう少し波に乗れたのかもしれないですけど、やはりヘ二キらのハードマークに苦しめられてボールはキープできないし、シュートまでいけない。

次節以降、悩みどころですね。
ここまでの出来は梶川を入れた交代後のユニットのほうがいいけど、流れを変える一手にもなってる。ロティーナがどういう判断をするか楽しみなところ。

今節も内容は良くない。それでも勝利

もちろん守備の安定度は試合ごとに増している感じはしますが、決定的な場面としては山口戦以上に危ない場面が多かった。攻撃面がまだ貧弱なことも踏まえれば、「いまのヴェルディつえー」なんてのは口が裂けても言えないとは思っています。

それでも、勝ってるんですよね。
相手が大分、水戸、山口、岐阜と今年のJ2においても決して上位の力があるとは言えないチームだろうが、勝ってるんですよ。

それが何よりの自信になっているし、大事なところ。自分たちがやっていることを信じているか。一昨年の5連勝以降、それなりの「やればできる」力を持っているのに発揮できなかった一番の原因。

それがあるうちにどこまでいけるか。

まとめ

にしても、岐阜は惜しいですねー。
勝ったから言うけど、チームとしてはここ数年より戦えてるじゃんって。最終節で2-4で負けたけど、それより全然いいチームじゃんって思いますが。

まぁあれだ、やっぱり最後のとこ。庄司もいいし、シシーニョもいいし、古橋のドリブルも脅威だった。それでもやっぱり最後に決めきれない。
たぶんこのチームにレオミネイロかナザリトがいたら、なかなか怖いチームになってる気がしますがね。

あと。

やっぱり、髙木聖佳さんでしょ。
DAZNの放送みてても、コメントを差し込むタイミングも、その内容も完璧。よく他のピッチレポーターの方にもいるんですが、自分が持ってきたネタを言わなきゃ言わなきゃみたいな感じが全然ない。視聴者も、実況も解説の人も必要としている言葉を持ってこれる。
別に前節までの戸川さんを卑下するわけじゃないですけど、やっぱり長年やってきた経験の差はあるんだなぁと感じたまでです。

ってことで来週はアウェイ岡山。
去年は終了間際の北脇のスーパーゴールで追いついたり一昨年も勝ってるはずなのに、なぜか嫌がある不思議な場所(笑)

5連勝飾って、気持ちい気分でその次の湘南戦につなげていきましょう。