コンドルとカモメのVoyage

ドンガラガッシャーン~第12節 vs松本山雅FC(H)~

time 2016/05/07

ドンガラガッシャーン~第12節 vs松本山雅FC(H)~

もうさ、いろいろグッチャグチャよね。クソみたいな試合が終わってクソみたいなゴール裏になって、みんなどんな反応してんだろーってtwitter眺めてたらロッテは清田の大活躍でサヨナラ勝ちしてるし、もちくらさんは1人で観戦きてたとか。普通に一般みたいだし。会いたかった。

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結果

2016明治安田生命J2リーグ第12節
東京ヴェルディvs松本山雅FC
2016年5月7日(土)16:03キックオフ
@味の素スタジアム

――――東京V―松本―――――
(前半)  0 - 2
(後半)  0 - 2

合計   0 - 2
―――――――――――――――

●得点者
・8分 宮阪 政樹(松本) 0-1
・28分 高崎 寛之(松本) 0-2
・51分 高崎 寛之(松本) 0-3
・59分 高崎 寛之(松本) 0-4

ハイライト

⇒後ほどアップ予定

スタメン

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大切なものが壊れた

試合内容はまぁいいでしょう。でも軽くつぶやいたけど、町田戦とか駒沢での2つに比べたら随分とマシ。目標はPO進出とか置いとけば、マシだと思いますよ。目標を掲げてスタートして1カ月半ってとこなのにマシって状態を良しとしちゃいけないんですがね。前半に中野がサイドを突破して低いグラウンダーのクロスに竜士が合わせたりとか、幸輝は右サイドでも、いつの間にか左サイドバックにいっても良さを出してたし。

まぁ松本は強いですよ、普通に。チームを作るってこういうことなんだって。良い監督って、こういう人なんだってのがわかるんじゃないだろうか。

さて。

でまぁ、たくさーんの人が見てたし、逆に背びれに尾ひれまでくっつけて他サポにグダグダ言われたり、いろいろうるさいのでちゃんと見たことは書いておきます。

試合終了のホイッスルとともに、ゴール裏の団体さん数名が完全にキレました。コルリも脚立を降り、メンバー数人とともにゴール裏の幕を外し、そして脚立、そのあとトラメガをピッチに投げましたよ。それは事実です。
正当化なんて絶対にできることじゃないけど、意図としては、「冨樫さん、選手たち、誰かそこに立ってこの状況を説明してくれ」ってことです。でも結局誰もその脚立に立つこともなく、選手たちは去っていきました。柴さんだけ、ちょっと近づいてきて一言何か言っていたかな。その選手たちの後ろ姿に激しいブーイングを見舞い、しばらくゴール裏最前列の手すりに座って”居座って”ましたとさ。

・・・。

まずコルリについて思うこと。

今回の件はさすがにマズいし、たぶんクラブからも何らかの処分が下されるでしょう。あの姿を見ていた一般のお客さんも、彼に対してネガティブな感情を抱くのではないでしょうか。
でも、2010か2011年くらいからかな、俺はずっとあの人のコールについてここまで応援してきました。これまでどんなにひどい負け試合であっても、試合後はちゃんとゴール裏のみんなのほうを向き、悔しい気持ち・やるせない気持ちをこらえながら「次は勝とう!お疲れさまでした!」と前向きな言葉をかけ続けてきたのを知っています。負け試合の直後ですよ? 帰路につくなり、一晩寝たあとならまだしも、試合直後の興奮状態のなかでもいつもそうやって声をかけてきました。

俺にはできないな、絶対。
どんだけ辛いことか、考えると心が痛むというかね。

彼がどういうことになるのかはわかりません。でも、何も知らない第三者が、彼は危ないやつとか、追放しろとか、そんな風に言ってるのは許せない。他サポだけじゃなく、ヴェルディのサポのなかでもそうですよ? ここぞとばかりに叩くとか、せこいって。

まぁね、でも結局、彼はキレてしまいました。ついに、我慢できませんでした。今日の行動は彼のここまでの功績をぶっ壊してしまったかもしれないけど、彼がいたから俺たちはここまでこれた、そのことだけは確かです。それだけは絶対に忘れない。って、いなくなる前提で書いて申し訳ないですが。

そして、その他のメンバーも同じようにキレてしまった。

世界一やさしくて楽しい雰囲気のゴール裏を作る、団体さんたちにはその思いがずっとあったはずです。俺自身は団体に所属せずにここまできたからこそ、その努力がどれほどのものかは十分にわかっています。また、その辺の人よりはたくさんJ1もJ2の試合も行ったけど、どのチームのサポーターにも負けないくらい、たくさんの人が楽しめる努力を積み上げてきたと思っています。

入場時には、団体のメンバーが一般のお客さんを出迎えて笑顔で歌詞カードを渡し、試合中は精一杯盛り上げる。勝った試合なんて、ゴール裏はラインダンスで盛り上がってるけどそれには参加せず、先に帰ってしまう一般のお客さんに「次も来てください」と声を掛けるために終了と同時に出口付近へメンバーが向かってるのも知ってます。

それはここ5年くらいをかけて、じっくりと積み上げてきたもののはず。他のチームのファンにも、少しずつ認められてきたものだと思っています。どんなに試合の結果が出なくても、サポーターとしてチームの一員としてやれるべきことを丁寧に必死に続けてきた。

試合内容にぶちキレたくなることなんて何回あっても、我慢して。我慢して。

つたないフロント、運営。結果を出せないチーム。
それでもヴェルディというクラブの存在価値を繋ぎとめてきたのは彼らの活動であり、あれをヴェルディの誇りだと思ってます。

それがついに、我慢の限界を迎えてしまった。
団体の女性メンバーを含めて、涙を流している方を何人か見ました。たぶん、試合内容とかよりそういうものが崩壊した事実に対してだったんじゃないでしょうか。俺にはそう見えました・・・。選手、サポ、フロント、みんなが今日でバラバラになってしまったような気がします。

現実問題、Create様という4シーズンぶりに開幕から胸スポンサーとなっていただいた企業様のマッチデーでこういう試合、こういう事態を引き起こしてしまったのは痛い。小池、ごめん。

本当に、残念。
あの悪夢の2008年最終節、あの雰囲気を思い出してしまった。あの日には絶対に戻りたくない。

まだまだ終わりじゃない

でも、少しだけポジティブに考えるとですね。
今シーズン、まだ5月なんですよ。チームだってまだまだ修正できる時期だということ。そして、今日起きた爆発を機に、選手、サポーター、フロントがそれぞれ、今一度自分がやるべきことを考え直すきっかけになればいいんじゃないかと思っています。誰かに任せるんじゃなくて、自分自身で。もちろん、俺もね。

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こんなことがあったって、来週末にはアウェイ金沢戦がやってきます。
幸いにも今日は土曜日。一晩寝て、明日は休むなり他のことを楽しむなりして、また来週の試合に向けて準備しましょう。

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