2019/01/29
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来場日
2014/5/10 J1第13節
川崎フロンターレvs鹿島アントラーズ
2015/12/23 第37回皇后杯 準決勝
日テレ・ベレーザ vs アルビレックス新潟レディース
アクセス
JR武蔵小杉駅からバスで10分弱(210円)、徒歩20分 他複数
周辺にいくつか駅があるが、武蔵小杉が最もメジャー。
無難に行くならバス、ただシャトルバスではなく路線バスです。行きは10分に1本は出てるけど、帰りはもう少し本数が少ないので、駅まで歩く人が多い。
大きい道を行けばシンプルでわかいやすいけどやや遠回りなので、住宅街の中の道をくねくねとみんな進んでいくが、みんないろんなルートで分かれて歩くので着いていく人を間違うと思わぬところに行くかもしれないので、要注意。
スタジアム内施設
等々力公園内の競技場までの道を「フロンパーク」と称してグルメや各種アトラクションなどのイベントが行われている。
フロンパーク
お祭りという表現が正しいかな?という感覚。
公園内の通路の両側に出店が並び、人と人とが肩をぶつけ合いすれ違いながら歩く感じが正に。
公園内の遊具はフロンターレカラーに彩られ、子供たちはこれで遊んで時間を過ごす。
フロンターレといえば、褒め言葉として「Jクラブ一のバカ」といえるほど、毎試合のイベントが充実している。
この日は、「噂のケンケツSHOW」と題し、
・文字通り献血の実施
・血液アトラクション(静脈シュート=カーリング、パックンピーナッツ)
・爆笑レッドカーペット(血=レッド)で、お笑い芸人のステージ(2700が登場)
・赤いアセロラゼリー、ドリンクの販売
などのイベントが行われてた。そこらのちょっとしたパクりとはレベルが違う、本気度が非常に伝わってくるイベント企画だ。
毎回このように工夫を凝らしたイベントが行われてるとなると、「今日は何やってるのかな!?」と純粋に来場するのが楽しいんだろうなぁと。
スタンド
・ゴール裏は立ち見席。
・バックスタンドもゴール裏も、1階席の最前列はほぼピッチと同じ高さのうえ傾斜が緩く、残念ながら見にくい。
・座席は1階席は背もたれなし。前後の幅は広くはないんだけど、各席の横幅が他と比べれば他より広め。
・2階席はゴール裏を除いて指定席で、座席は背もたれ有り、カップホルダーなし。1階席と同じで横幅がやや広め。こちらは傾斜がそれなりにあるので見やすいし屋根で覆われている。2階席のほうがリッチという珍しい作り。
フロンターレの応援団は、ゴール裏ではなくバックスタンドのコーナー付近を中心として陣取る。J1では珍しいかも。
2015年には、立派なメインスタンドが完成しました!
コンコース
バックスタンドの中央裏に広場があり、飲食用のテーブルがあったり、サイン会が開かれていた模様。なお、アウェイ用のチケットは隔離されているので、このスペースへは入れない。
スタグル
フロンパーク内の屋台群が中心。バラエティに富んでいるが、来場者数に対する店の数はや少ない印象で長蛇の列のお店が多い。スペース的にこれ以上お店を増やせないからしょうがないか。
バックスタンドの売店もあるが、やはり混む。アウェイ側の隔離されたエリアにはまともなものがないので、フロンパークでしっかり食べよう。
今回食べたのは以下。
・春日山部屋の塩ちゃんこ 400円
あっさり塩味で、値段も手頃でおいしい。うどん入りで、身体温まる等々力の名物。
・川崎コリアタウンの牛スジ煮込み 500円
ちょっと高いが、辛さの中に旨みが凝縮されておりうまい。具も大きく食べ応えもあり。
スタジアム外施設
スタジアムの周辺は住宅街で特に何もない。あえて言うなら、公園自体は非常にのどかで試合開始前はそこでのんびり過ごすなんてのもいいかなぁという感じ。
その他
スタンド自体の見辛さ、決して良くはないアクセス…現在改装中のメインスタンドが完成したとしても、正直ハード面では厳しい部類に入るスタジアム。
その一方で、総合的なソフト面の充実はJリーグトップクラスといえる。見辛さの原因になってる陸上トラックでF1カーを走らせ、コラボやパロディで様々なイベントを仕掛ける。実行しているクラブ職員の自信にあふれた笑顔は、彼ら自身が楽しむことで来場者を楽しませようというエンターテイメントの極意を示しているといえそうだ。
本来は狭くて歩きづらいフロンパーク内も、あの狭さだからこそ出る”お祭り感”を大事にしてるんではないかとも思う。
彼らにとって、ハンデこそ何かを仕掛けるチャンスと考えているんだろう。
そしてバカで楽しいだけじゃない。
試合開始20分前に行われている「席ツメTIME」は、少しでも多くの人に自らの座席で試合を見てもらいたいという気持ちの表れだと思う。スタンドのスタッフがトラメガとかで声を掛けているのは見たことあるが、大型ビジョンでそれをスタジアム全体で促しているのは過去にみたことはない。
充実しすぎたハードを使いこなせないクラブは数多く見てきたが、ハード面のハンデをソフト面で凌駕しているクラブは、今まで見てきてフロンターレしかない。みんなでハッピーになろう、そんな思いがヒシヒシと伝わってくるスタジアムでした。
コメント
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by スタジアム一覧 | コンドルとカモメのVoyage 2016年12月25日 4:41 PM