2019/01/29
どうも、お久しぶりです。2月になったことだし、開幕に向けてブログも更新再開しましょ。まぁ、最初はヴェルディと関係ないとこから(笑)
岩崎夏海先生の「もしイノ」読みましたよ。
「もしドラ」の第2弾ですね。
先週末、すごラボの「公開すごトーク」として、Jリーグのマーケティングも担うレピュコムジャパンの秦英之さん、楽天イーグルスのチーム戦略室長の上田顕さん、メンタルトレーニングの株式会社デクブリール代表菊池教泰さんとのトークイベントに、スタッフとしてお手伝いさせていただいた縁で。
そのイベントの様子はここでご覧いただくとして。
http://www.yoshidamasaki.com/iwasaki/blog/lectureinfo/post918/
さて本題に入りましょう。
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入門書の一歩手前!?
最初に言っておくと、「もしドラ」に続き、ストーリーとしてはやっぱりやや無理がありますよ(笑) Amazonのレビューをチラ見したら「野球をバカにしてる」というコメントもそれなりにあったけど、まぁそう思うでしょうね。
でも、別に感動野球小説を書いたわけじゃないだろうし、それを期待する人はタッチでもROOKIESでもお読みになってくださいって話で。逆に、「同じ値段なら、イノベーションのエッセンシャル版を読んだほうがマシ」ってのもあったけど、それくらい意識高い人、それをそのまま理解できるレベルの高い人には向かない本でもあるので。
その中間の方向けなんですよね。
ビジネス書をどんどん読みたいって思うし、実際読んでみた。ちょっと小難しい内容でも読んでみると「なるほど!」って思う面もありつつ、じゃあ実際の自分の仕事とかにどう生かすか?がなかなか掴めない。そんな人に、「こんな身近なことにも生かし方は転がってるよ」っていうヒントを与える本。そう、ヒントの本なんですよ。これでドラッカーを理解できる!っていうものでもないんですよ。
だから、入門書というのも何か違うなぁと。入門書の、さらに一歩前っていう感じなのかな。このライトでサクって読めるストーリーも含めて。読み終わったあとには、割とすっきりした気分になりますよ。これなら生かせそうだ!って。
片道1時間の電車なら往復くらいで読めちゃうので、ぜひぜひお手にとってみることをお勧めします。
映画化はしないでね。
ただ最後にちょっと言うと。
もしかしたら、映画化まで狙ってる?ってちょっと思ったり。AKBグループのファンとしてもそれだけはやめてほしいなと。まぁそれなりに売れるんだろうけど、「二番煎じ」感がどうやってもついて回るだろうし。ちょっと設定をイジってあっちゃんがまた出ようもんならもう…。なんか、それがスケて見えるんですよね。「もしドラ」の時も思ったけど、映像化すると無理に感動要素を見せようとしちゃうから、岩崎先生がこの本で狙っていた本質的な部分が消えちゃうんんじゃないかなって。
無駄な危惧となることを祈るのみです。