コンドルとカモメのVoyage

指原莉乃は尊敬に値する人間だよ~逆転力を読んで~

time 2016/02/24

指原莉乃は尊敬に値する人間だよ~逆転力を読んで~

※以前に掲載した記事に加筆・修正してます。

sponsored link

アイドル本じゃない、れっきとしたビジネス書

アイドル本でしょ?って思ったら大間違い。ビジネスマンとかが読んでも理解できる部分も多い、自己啓発本として結構なクオリティじゃないか。指原の語り口調で書いてあって、かつ一文一文が短いから割と読みやすいしスーっと頭に入ってくる。

例えばね。

——————
●アンチについて
そもそも悪口を言うのは、気になっているから言うんじゃないでしょうか。
(中略)
気になっていなかったら、悪口さえ言いませんよね。一周回ってそれは、好きと同じなんじゃないのかなと。
(中略)
アイドルって、好きな人と嫌いな人が両方いることで盛り上がる、と私は思っています。賛否両論があることで、人気がふくらんでいく。
話題がないことが一番怖いんです。
——————

これって、もちろん彼女のポジティブさの表れでもあるしアイドルっていう職業では特に重要なポイントではあるけど、人間誰しも当てはまることじゃないでしょうか?人に興味を持たれないことほど、人間関係において残念なことってないと思うんですよ。

「死ぬことより怖いのは、忘れられてしまうこと」

何かのドラマか映画で見て、印象に残ってる言葉。(なんだっけなー・・・)

人生は自分が楽しければそれでいいとは思うんだけど、でもやっぱり何かしら自分が生きた証を残したいはず。ちょっと飛躍しすぎかもだけど、彼女は本能的にそれをわかってるのかもね。

—————-
●戦わなければ、負けない
私は基本的に、真っ向勝負をしないです。
これまでも何度か言ってきましたが、いっつも土俵を変えちゃうんですよ。戦わずに済む方法を探るか、自分の土俵で戦える状況を作ろうとしている。
そもそも勝ち負けって、あんまり気にしたことがないかもしれない。気にしたら負け人生なんだと思う。気にしなければ、勝ち。ですよね?
—————-

見た目も、歌も、ダンスもダメな指原が、当時は正統派アイドルが多かったグループにおいてイジられキャラという地位を確立したり、MC力で勝負しようと決めたり。
HKTはまだひよっ子で、何をやっても基本的にはAKB、SKE, NMB には勝てない。だから、若さを生かして自分たちが楽しむという点を伸ばし、曲もハロプロのをカバーしたりと他ではやってないことをやったり。

人生において、いつでもどこでも比較というのが存在すると思います。特に仕事の場面では。それに常に勝てるようなスーパーな人間なら幸せかもしれないけど、半分の人はそうはいかないわけです。
だったら、土俵を変えてその比較から逃げちゃえばいいじゃん、っていうこと。

自分は割とヤなやつで、特に中学生の頃には勝てる勝負しかしなかった。
ただ、どうしてもサッカーにおいては比較や勝負というのがつきまとい、そこでの挫折により心と体を壊してしまった。(以前パニック障害に陥ったんですよ)

大学に入ってた頃に、何がきっかけかは忘れたけど、人と自分を比較することをやめました。正確には比較はしても、それで優劣をつけるような考え方をやめました。そしたら心がグっと軽くなり、素直に自分の悪い部分は認め、相手の良い部分を取り入れることができるようになりました。

勝負や比較を完全に除けることは難しいけど、少なくとも、それによって悩んだり心を閉ざしたりすることなく、自分の魅力を最大限に引き出す方法はいくらでもあるよと指原は考えているのではないかな。

パズドラする時間あれば本を読め

と、とりあえず2点だけ。
その他にも自分の人生に取り入れることはできる考え方は結構詰まってると思うんですよ、この本。
まぁね、出版の会見や記念のANNでは、本人が書いたというよりはエピソードと彼女の言葉をもとに編集者が頑張ったというのが見事に露呈してたけど、それも含めて指原です。
“指原莉乃が書いた風”の本です。

「逆転力」ってのは少々言い過ぎかもしれないけど、ライトな自己啓発って感じで手に取って、暇つぶしに読んでみるのはいいんじゃないかと思う。

芸能界のドンであるタモリや秋元康と対等に話すコミュニケーション力、どの番組でもこいつがいれば失敗はない、そういう域まで達したMC力。
やっぱりこいつはすごい。年齢的には92年生まれのまだ大学4年生。そこらの人たちが世間で彼女をバカにするのは結構だけど、彼女は彼女なりに十分立派に物事考えてるし、結果を出してるよ。
選挙で14万票、1票 500円と考えても、彼女一人にいったいどれだけのお金が動いてるか・・・考えるとある意味ゾッとするよ。

そこの学生さん、電車のなかで必死にパズドラするくらいなら読んでみなよ。君と近い年の指原はすげーやつだぜ。そう思った総武線内でした。

 

sponsored link

down

コメントする




マリーンズ

雑ネタ



sponsored link

2018年10月
« 9月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ブログランキングに参加しています

PVアクセスランキング にほんブログ村