2019/01/29

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結果
===鹿島==東京V===
(前半) 3 - 0
(後半) 1 - 0
合計 4 - 0
●得点者
(22′)レオ セアラ(鹿島) 0-1
(25′)レオ セアラ(鹿島) 0-2
(42′)鈴木 優磨(鹿島) 0-3
(75′)鈴木 優磨(鹿島) 0-4

(36’)谷口 栄斗(out)→染野 唯月(in)
(46’)熊取谷 一星(out)→食野 壮磨(in)
(60’)山田 剛綺(out)→木村 勇大(in)
(68’)齋藤 功佑(out)→平川 怜(in)
(68’)綱島 悠斗(out)→稲見 哲行(in)

(75’)松村 優太(out)→師岡 柊生(in)
(75’)レオ セアラ(out)→徳田 誉(in)
(83’)柴崎 岳(out)→舩橋 佑(in)
(87’)鈴木 優磨(out)→溝口 修平(in)
(87’)安西 幸輝(out)→佐藤 海宏(in)
昨年の再現はならず
今になって思い返すと、去年はそれなりに守備をやれていたヴェルディから、最後の最後に5得点奪って粉砕したチームがありましたよね。川崎フロンターレっていうんですけど。そう、鬼木監督ですよ。めちゃくちゃにやられたって感じではないけど、少なからずヴェルディ攻略法がある程度見えてしまったのがあの試合。
あの時の川崎と鹿島を完全に重ね合わせるのはおかしな話かもしれないですが、あの試合でヴェルディが崩れるきっかけになったのは、綱島が対峙した川崎のマルシーニョ。スピード感あふれるアタッカーに綱島は対処しきれず、ミスから失点にも絡んでメンタルを立て直しきれずにミスが頻発、前半途中で交代…でした。
鹿島の開幕戦、4-4-2の左サイドハーフの師岡がスタメンだったものの、この日は松村がスタート。師岡に比べると縦のスピードがあり、何より城福ヴェルディをよく知る男。「ヴェルディで成長して鹿島でスタメン奪取とは、よう頑張ってるね」なんてのんきなことを試合前には思ってましたが、そんな場合じゃなかった。
直接的に得点に絡むことはなかったし、綱島よりは宮原がマッチアップすることが多かったけどスピードで割られるシーンは何度かあって。鬼木さんのサッカーと言えば細かくつないでくるイメージはあったけど、割と簡単にうちの裏に蹴ってくるし、さらに多少ラフなボールでもレオセアラと鈴木優磨の2トップには収められるし。
って思うと、しっかりと準備してきたことを出されたなって印象で。
うちのボール保持の局面でも、相手の前線4人とボランチに見事に蓋をされて、3トップと後ろが完全に分断。清水戦でもそうだったけど、ディフェンスラインから前線への縦パスってほとんど成功してないんじゃない。ラフなロングボール蹴ったって、植田、関川にはそうそう通用しない。というかロングボールも意図が見えない雑なもんで、剛綺ではなく熊取谷が競ってるなんてのはもうね。
もっとも、あの両CBはアジリティにはやや難があるので、新井が前を向いて彼らと勝負できれば…という狙いがあったのはわかる。現に森田からのスルーパスが出た場面では1対1の勝負は制してた。結局戻ってきた濃野にカバーされてシュートは打てなかったけど。
シュートって意味では、序盤の序盤に剛綺が関川からボールを奪ってGKと1対1になりかけた場面、最後はワンタッチが長くなって打てずじまいだったけど、結局ああいうとこで1本打って、もしそれが決まってればこんな展開にはならなかったと思うんですけどね。本当に残念。
0-4でこんなこと言うのあれだけど、そんな点差ほどの差はなかったはず。
1点目は千田がレオセアラに競れず、2点目はビルドアップのミス。3点目は押し込まれた末のファールでPK。森田は2失点に絡み、谷口を負傷で失うという、チームとしてメンタルも保てないような踏んだり蹴ったりな展開。
後半は食野がアンカーに入ってやっと少し戦えるようにはなったけど、それでもこれといったチャンスは、右サイドで森田がポケットに抜け出して最後は勇大がシュートを打ったシーンくらいで、去年のような流れをやってくることもなく、4失点目をしたところで実質的にジ・エンドとなりました。
まとめ
去年に0-3で勝ったときって、まぁあのときの鹿島も緩かったというか。守備をサボる外国人がいたりしたもんだけど、今年はそういう選手もおらず。要は、ちゃんと戦うチームで、かつ植田、関川、レオセアラ、優磨のような個の能力が高い選手がいれば、なかなかヴェルディにとっては厳しい。それは去年から変わってないんですけどね。
とりあえず連敗は連敗。
イージーなボールコントロールのミスが散見されるのは気になるところではありつつも、選手たちが別に手を抜いてるわけでも、サボってるわけでもないんでね。結局俺らサポーターができるのは、せめて彼らの心が折れないように声を出し続けるだけなんで。
次は平日に町田。厳しい戦いなのは当然。
2試合とはいえ最下位。這い上がるだけですよ、やったりましょう。