コンドルとカモメのVoyage

【2024振り返り】No.3 谷口栄斗

time 2024/12/13

【2024振り返り】No.3 谷口栄斗

※写真はオフィシャルfacebookより

一時的に怪我で試合から離れた時期はあったものの、18節のアウェイ広島戦で復帰後はシーズンラストまでほぼフル出場で戦い抜き、29試合に出場(スタメン27試合)。ヴェルディの攻守の柱として、欠かせない存在であることをJ1でも十分に示したシーズンとなりました。

センターバックとしての守備に関しては特に言うことはなし。決して大柄ではないけど外国人を相手にしても当たり負けすることはなく、空中戦も十分にやりあった。ややスピードに欠けるところはあり、裏へ抜け出されると独走を許してしまうことはあったものの、大きな穴というほどではなかったように思います。川崎戦ではまさかのハットトリックも決め、充実のシーズンになったんじゃないでしょうか。

武器はやはりビルドアップ。もともと足元の技術はDFとしては十分だし、前に運ぶプレーに関しては得意ではあった。シーズン途中から3バックに移行して左CBに入ってからは、特に左足での対角線へのフィードの質が昨年まで以上に大幅に向上したように見えました。どのチームを見渡しても、右利きのセンターバックが左足であそこまで正確に鋭いボールを飛ばすプレーってのは、そう多くは見れないはず。

中盤から前は、チームに左利きがほぼ不在であったため、右利きで左サイドでのプレーを好む選手が多かった。そういう中で左サイドでつくって一気に逆サイドへ展開する谷口のフィードは、チームの大きな武器になっていたはず。もっとも、そのフィードの先にいるのが宮原なんでね…。そこが本来は、宮原の守備力を持ちながら相手も剥がせるほどの力を持った選手がいれば(優安にそれを期待してる?)とか思うことは多々あった。

まぁそれはさておき。
これほどのスペックを持つセンターバックを他クラブが放っておくわけがなく、争奪戦になってるとのことで。気がつけばJリーグの優秀な若手センターバックは、みんな海外に行っちゃってましたね。いま、どのポジションよりも空洞化してる気がしますわ。だからまぁ、綱島もそうだけど、あるいは千田や林もかもしれないけど、彼らに注目が集まるのはやむを得ない。

当然俺らとしては「世界を目指せ栄斗」だし、彼がヴェルディというクラブに愛着を持っているのは知っているので、それを信じて契約更新を待ちたいところ。だけど、サッカー選手としての将来を考えたときに他クラブでもプレーするってのは間違いなく良い経験になりますからね。それが海外であってほしいとは思いつつも。

シーズンの中で谷口栄斗に対する俺らの思いってのはずっと伝えてきた。今は待つだけしかできないけど、俺らは谷口栄斗とともにJ1優勝したいです。来年も一緒に戦いましょう。

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