2019/01/29
![【Result】2024第30節vs北海道コンサドーレ札幌(A)](http://condor-to-seagul.holy.jp/wp-content/uploads/2024/09/GXaixolbsAAWQNE.jpg)
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結果
===札幌==東京V===
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 2
合計 0 - 2
●得点者
(54′)山田 楓喜(東京V) 0-1
(90’+7)チアゴ アウベス(東京V) 0-2
![](http://condor-to-seagul.holy.jp/wp-content/uploads/2024/09/GXZ8_9daYAAZ2c3.jpg)
(55’)山見 大登(out)→染野 唯月(in)
(55’)山田 楓喜(out)→松村 優太(in)
(68’)齋藤 功佑(out)→見木 友哉(in)
(88’)木村 勇大(out)→チアゴ アウベス(in)
(88’)森田 晃樹(out)→林 尚輝(in)
![](http://condor-to-seagul.holy.jp/wp-content/uploads/2024/09/GXZ8_9ZbAAAwQ3P.jpg)
(10’)髙尾 瑠(out)→荒野 拓馬(in)
(46’)スパチョーク(out)→菅 大輝(in)
(64’)青木 亮太(out)→ジョルディ サンチェス(in)
(64’)大﨑 玲央(out)→アマドゥ バカヨコ(in)
(70’)鈴木 武蔵(out)→宮澤 裕樹(in)
完勝での3連勝
もはやもう皆さんは次の鳥栖戦に気持ちが向いているとは思いますが、やっと少しだけ時間とれたので備忘録的に…。
こういっちゃ札幌さんには失礼かなとは思いますが、勝つべくして勝ったゲームだったと思うし、負けるわけがないというか負けちゃいけないというか。というのは、今の城福ヴェルディがもっとも大切にしていると言っても過言ではないのは、ハードワークとか、靴一足分の寄せというか、例えるなら奈良輪雄太だと思うんですよ。技術とか戦術とかはその上に乗っかってくるもので、そもそもそれがない選手、不足している選手は試合に出れない。そこはすごくシビア。もっとも今のヴェルディにおいてはほぼ全員がそれはやれた上で、技術とか戦術の部分で試合に出れない選手はいますが。
んで札幌さんは正直、ヴェルディがもっとも大切にしている部分が足りていないチームだと、2度の対戦でよくわかりました。味スタでの見木のゴールのシーンの札幌の守備のだらだらさは割とSNSでも広まってたし、相手がそれを認識してないはずがないと思います。でもそれが2度目の対戦でも大して変わってなかったのは、改善できない弱さなのか、する気がないってことなのか。
もちろん、その他の部分でストロングがあるだろうし、そうした個性というかチームや監督のキャラクターがあってこそのリーグ戦なのでどっちが上とか下とかって話ではないんですが(まぁその意味じゃ結果が全てですが)。あれだけ緩い守備をやっているチームには負けられんよって、選手たちも俺らも思うはずなんです。
この日対戦して、札幌がこれまでやってきたベースに、夏の補強などを踏まえた個の強さが加わったのは確かでした。さすが、ここ数試合ずっと複数得点してるチーム。ピンチもそれなりにあったし、そこで失点してたらゲーム全体の流れもどうなってたかわからない。勢いでそのまま複数失点してた可能性だってある。
が、そうはならなかった。それが今のヴェルディのちょっとした強みであって。
相手にとっては10分で右CBの高尾が負傷交代せざるをえなかった不運はあるにせよ。数字表記上は相手はダブルボランチ、でもボール保持時は1アンカー。サイドにも前線にも人数がかかっているぶん、ボールを持ったときの厚みはハンパないけど、どっかてボールを奪ってしまえば目の前に広がっているのはスカスカな中盤。
まぁこのあたりって、広島も浦和も経験し、Wikipediaにすら載ってるミシャ式の弱点であってそれがなんも変わってないって印象なんですけどね。「5トップに対して同数の5バックで構え、ミラーゲームとするマンツーマン守備もミシャ式を抑える有効策とされる」ですって。まぁそれができたのは、3CBはもちろん、宮原、翁長がほぼ完ぺきに冷静に抑えてくれたからではあるのですが。
結局前半は0-0だったけど、まぁカウンターの攻撃の精度が高くないだけで、もっと強力なFWがいるチームだったらあっさり先制してた気はしますが。ヴェルディとしては狙い通りの前半だったでしょう。
で、後半はほど良い時間に先制。その数分前にも似たようなシーンでチャンスをつくっていたし、まぁ妥当な得点。その後に追加点を奪えなかったのは大反省だけど。相手は強力な外国人FWを前線に送り込んできたり、残り20分以上を残して岡村大八を最前線に上げるパワープレーをしてきたけど、ヴェルディとしてはやるべきことは変わらない。というか思うツボ。結局、前線に選手増やして長いボールが増えれば、中盤のスカスカはより顕著になるだけだし、むしろ長いボールが来れば千田の独壇場。前半のようにちょこちょことコンビで崩されるほうが嫌だったわ。
後半終盤はカウンター不発が続いたけど、97分になってようやくチアゴが仕留めて試合終了。1点差ってのはボールキープするか追加点とって楽になってしまうか、チームとしてすごく迷いどころで難しいんですけど、この日は比較的後者で意思統一されてた感じがして、それが最後の最後の結果につながった感じ。チアゴ、J1初ゴールおめでと。
まとめ
なんか、菅野が自分のYouTubeの鍵コンテンツでマテウスの握手拒否を語ったことでなんやらいろいろあったようだけど、まぁどっちもどっちというか。菅野がグローブつけたまま握手したからマテウスが拒否ったと言うヴェルディサポもいたようだけど、じゃあ味スタでの試合のときはどうだった?って話でもあるし。人によってGKグローブって手首のとこがっちり固定してる人もいるから、案外簡単に外せなかったりするんよ。菅野がそうだったかは知らん。
で、マテウスだってまぁ、試合でスイッチ入ったときにはいろいろと感情を発露させる選手だしね。なんか、去年の岡山あたりでやらかしたりしてたのを思い出した。
まぁそんなんさておき、これで3連勝。今週末は、さらに負けられない最下位鳥栖が相手。ここで勝てれば、上にいるガンバと5連勝をかけてアウェイで対戦。鳥栖戦だって簡単なゲームにはならんだろうけど、秋に強いヴェルディがそのまま力を発揮すれば勝てるはず。楽しみです。