2019/01/29
“いわきのファンタジスタ”の異名を引っさげてやってきた若いドリブラー。大卒で2年間いわきでプレーし、今シーズンよりヴェルディに加入。サイドでガンガン仕掛けていくプレーを期待されていたでしょうが、結局リーグ戦では、アウェイ神戸戦でベンチ入りしたのみ。ルヴァンの鹿児島戦の途中出場で少し存在感を見せたものの、その後は出番なし。
実際にプレーをほとんど見てないので城福さんからどういう評価だったのかはわかりませんが、以前にYouTubeの配信で海江田さんが言っていた、「大学の公式戦がいったんなくなりポンっと練習に参加した新井悠太が、昨年の利はあれど、即メンバー入りできてしまうのがサイドの選手層の現状」の言葉通り。いわき出身が故にフィジカルパフォーマンスのベースはある程度見込んでの獲得だったとは思いますが、得意のドリブルの部分、あるいは守備の部分でも監督を満足させるほどの成長が見られなかったということなのかなと。
彼と似て左サイド主戦のドリブラーであり、シーズンイン時は序列の最後方くらいにいた優安が、いまや左右両サイドでハードワークできる攻守のバイプレーヤーとなってベンチ入りをガッツリつかんでいるのを見ると、やむをないですね。
この半年間の評価はこういう結果になってしまいましたが、まぁまだ若いし、鹿児島での活躍次第では来季、再びJ1でっていう可能性も十分にある。もう一度J2で存在感をしっかり見せて、来季ともに緑のユニフォームを着て戦いましょう。
