【2022振り返り】No.6 山本理仁（シーズン途中ガンバ大阪へ完全移籍）

馬場にしてもジョエルにしても、ヴェルディ再建を永井さんよりもっとも濃厚に託されたであろう世代の選手たちが、こうもサクッと移籍を決断し、しかも決してみんなから「頑張ってこい！」と言ってはもらえないような形で移籍していくのは、残念でなりません。
今年の理仁は一味違いましたね。前年までの課題だったフィジカル面もオフシーズンのトレーニングでかなり改善し、攻守ともに欠かせない存在だったと思います。アンカーのポジションを弘堅と争ってて、「なぜ弘堅を使わないんだ」派が一定数いたと思いますが、個人的には明確に理仁のほうが良かったと思います。ダブルボランチなどで共存させる手はあるにせよ、理仁を外して弘堅を使うという選択肢はありえないと。

代表活動で不在期間がありながらチームの柱としてプレーし続けたものの、7月初旬の琉球戦で骨折で長期離脱を強いられると、リハビリ期間中にガンバへ移籍。まぁ結果的にはガンバで帰ってきたのは10月になってからということを考えれば、今シーズンにおいては移籍による影響はそこまで大きくはなかったし、なのに1億円とも言われるお金を置いていってくれたのはありがたいことではあるけれど。でもそういうことじゃないのよね。

とりあえず、あんまりガンバでプレーしている姿を長くは見たくないんで、早く海外移籍してくれよ。