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【Result】とりあえず勝った~天皇杯2回戦vsブラウブリッツ秋田~

time 2022/06/02

【Result】とりあえず勝った~天皇杯2回戦vsブラウブリッツ秋田~

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結果

====東京V=秋田====

(前半)  2 - 1
(後半)  0 - 0
合計  2 - 1

●得点者
(1’) 小暮 大器(秋田) 0-1
(7’) 佐藤 凌我(東京V) 1-1
(31’) ンドカ ボニフェイス(東京V) 2-1

(64’)橋本 陸斗(out)→バスケス バイロン(in)
(64’)奈良輪 雄太(out)→谷口 栄斗(in)
(64’)石浦 大雅(out)→森田 晃樹(in)
(70’)井出 遥也(out)→阿野 真拓(in)
(89’)新井 瑞希(out)→河村 慶人(in)

(59’)三上 陽輔(out)→鈴木陽成(in)
(59’)高瀬 優孝(out)→大友侑也(in)
(70’)吉田 伊吹(out)→武 颯(in)
(70’)才藤 龍治(out)→岸部倖(in)
(79’)藤田 雄士(out)→佐藤 旺雅(in)

瑞希と相手の力の差は歴然

堀さんはターンオーバーなんてしないだろってTwitterでつぶやきましたが、まぁ中間というか。柱の部分は残しつつ、佐古と陸斗を初スタメン起用。井出がしれっと復帰し、奈良輪は去年3月以来の公式戦スタメンですかね。

開始1分経たずに失点。ボニのフィードが相手に引っ掛かり、自陣左サイドへ。佐古が対応するも、やや角度がないところから放たれたシュートが佐古の股の下を通りニアへ突き刺さる。長沢はクロス対応でファー寄りにポジションとっていたので、反応が遅れましたね。まぁしゃあない。

息を吸うように失点してどうなることかと思いましたが、その6分後に同点。ボニから石浦、弘堅に落として右サイドの瑞希へ展開。石浦が右サイドへラン、奈良輪もオーバーラップという中で空いた中央へ瑞希が運び、逆サイドからダイアゴナルに走ってきた井出へスルーパス。目の前には相手GKしかいないなかややトラップが大きくなり右サイドへ流れるも、折り返しを凌我がゲット。複数人が関わりながらの素晴らしい攻撃でした。

この試合、これまで逆足配置が多かった両ワイドですが、瑞希が右、陸斗が左でスタート。縦への推進力を増したかったのか、とにかくこの狙いは的中。瑞希はやりたい放題でほぼ対面の相手に1対1で負けなし。また結果として、CKからの流れでファーに流れたボールを拾った陸斗が縦への仕掛けでDFをかわして、シュート性のクロス。フリーのボニがらくらく頭で合わせて逆転。

その他にも井出が左サイドでドリブルでえぐってクロスから石浦のダイビングヘッドは届かず、陸斗のクロスを石浦がボレーもGK正面と、3点、4点と入ってもおかしくない展開も2-1で前半終了。

後半も基本的には同じ流れ。
相手もリーグ戦から6人メンバーを変更。ベンチは7人中5人がユース選手。後半15分でうち2人を投入し、70分、79分にも続々投入して計4人が出場。はっきり言って、勝利よりも経験を優先したような采配でしたな。

途中から新井が左サイドに入り、相手右サイドバックがユース選手になり、まるで勝負になりませんでしたね。もう勝利よりも「思う存分やられてこい」という吉田監督のメッセージにすら見えます。チンチンにやられるという広辞苑の言葉の横に、この試合の動画をQRコードで貼っておきましょう。

ただ、もはやリーグ戦とは別チームの秋田を相手にいくつものチャンスを作りながらゴールを割れず。あわやのピンチもちょっとだけあり、もし決められて同点にでもなってたら笑えないゲームでしたが、なんとか逃げ切って勝利。久々に、味スタで選手たちの笑顔を見ることができました。

まとめ

リスペクトのない言い方になってしまいますが、昨日の秋田はついこないだ乱打戦を繰り広げた秋田とはまったくの別チームで強度も低く、後半にユース選手を送り込んでからは、もはやこれに負けたら恥というレベル。なので、勝ったことは喜びたいけど、嬉しさよりもホッと一安心というか。これで勝てたから、自信を持って週末の横浜戦も大丈夫!…なんて到底言えませんな。

それでも復活した井出の存在感は抜群で、陸斗も佐古も気持ちの入ったプレーを見せ、奈良輪もさすがの安定感。左サイドバックでの出場となった佐古は、やはりトップレベルとなるとまだちょっと他のセンターバックに比べるとやや劣るなという印象はあったものの、セットプレーでの空中戦はほぼ負けがなく、パワープレー要因としてベンチに置くのはありかと。
陸斗も、これまで阿野やバイロンと同系統で右サイドからのカットインドリブラーとして起用されてきたけど、この日は縦への推進力を持った「矢」として充実のプレー。彼もまだ高校2年生だけど、やはりこれからが楽しみ。

試合途中では秋田対策なのか、谷口を右サイドバックに置き、平、ボニ、佐古と4CBのディフェンスラインを形成。まぁある程度守備を考えるとこれも一つの形としてありなのかなと。もっとも谷口も佐古も足元のテクニックに優れ、攻撃にも絡んでいける選手。深澤も含め、中央の守備力を持ちながらサイドでもやれる選手というのが堀監督の一つの基準なのかも。

って考えたときに、コンディションの良しあしはわからないけど、オムがメンバー入りできないのはしゃあないのかなと思ったり。正直、去年にスタメンで出ていた時期の縦への力強さは魅力的ながらも、わりかし守備であっさりやられる場面も多かった印象なので、この天皇杯ですらメンバー外なのはその辺なのかなと思ったり。そんなん言うたらアルハンなんて当分無理な気がするけど、一列前ならありかも。

ってことで、王者フロンターレへの挑戦権をゲット。
2013年の天皇杯で対戦した際には前半10分であっさり2失点しもう心がポキっと折れて、何もできずに0-3で敗戦。いまのヴェルディとフロンターレの実力差は当時の比にならないくらい大きくなってる気はしますが、J2最強の攻撃力を見せつけてやりましょう。

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