2019/01/29
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結果
==== 東京V=大宮====
(前半) 1 - 0
(後半) 0 - 1
合計 1 - 1
●得点者
(27’) 石浦 大雅(東京V) 1-0
(58’) 奥抜 侃志 (大宮) 1-1
(62’)加藤 弘堅(out)→馬場 晴也(in)
(62’)平 智広(out)→山本 理仁(in)
(62’)杉本 竜士(out)→新井 瑞希(in)
(82’)端戸 仁(out)→バスケス バイロン(in)
(82’)石浦 大雅(out)→阿野 真拓(in)
(72’)奥抜 侃志(out)→泉澤 仁(in)
(81’)山田 将之(out)→新里 亮(in)
(81’)河田 篤秀(out)→富山 貴光(in)
(87’)三門 雄大(out)→大橋 尚志(in)
(87’)矢島 慎也(out)→菊地 俊介(in)
60分タイマー?
みんなが変えろ変えろって言うもんだから、ついに堀さんも動きましたねぇ。GKと両センターバックにアンカーを外し、ボニ、平、弘堅のトライアングルに。前半はまずまずだったと思います。変にリスクをかけてボールを持って上がることもないから、前のような“ハラハラドキドキ”な感じはないですけど、守備はほぼ問題なし。攻撃も、町田時代ほどではないけど圧縮する相馬サッカーに対して、有効なサイドチェンジを連発。相手のビルドアップのミスを弘堅がかっさらい、石浦につないでプロ初ゴール。おめでとさん。
面白みは少ないけど、今はこれでいい。そう思ってました。
ところが後半にあっさり失点。ディフェンスラインから右サイド→縦→中のたった3本。アシストした河田の動き出しの良さがあったのかもしれませんが、そんなに難しいことをされてないのにサクッと得点を奪われてしまうあたりは、人は変わってもこれが今のヴェルディなんだなぁと。
ただ、あまり個の責任にするのもあれですが、縦パスが出た際に右SBの宮本はオフサイドアピールで完全ストップ。そこでマークを話した奥抜に最後はやられたわけで。このあたりが、金沢戦後に奈良輪が言ってたことでもあるんだろうな。
ルーキーだから、スタメン2試合目だからと言ってしまうこともできるけど、プロレベルどうこうより意識の問題ですからね、これに関しては。右SBが奈良輪だったら、少なくともこの失点はなかったでしょう。
この失点後、平、弘堅が交代。堀さんいわく「疲れが見えていた」そうですがどうでしょう。今年のヴェルディは序盤の竜士もそうだったけど、とにかく60分前後でその試合の主力をさくっと変えることが多い。まるで何人かは60分タイマーでもついてるみたい。
会見の言葉に関しては、海江田さんも言うように「選手を守る」ためなのか堀さんは割とぼやかすことも多いので、その後の「交代が機能してないとは思ってない」というのも真意はわからないですが、果たして本当に替える必要があったのか。
馬場と理仁に戻して極端に悪くなったわけでも、そこから大きな失点をしたわけでもないですが、相手の流れになってピンチも多々。いまは20位の大宮だけど、数年前の強かった大宮だったらあっさり決められたでしょう。バイロンと瑞希を入れて終盤は勢いを取り戻したけどゴールは生まれず同点で終了。
ものすごく悪いわけではないけど、結局安い失点で失った勝ち点2。選手を変えて、サッカーは少し変わったけど結果は変わらず。普通の勝ち負けの流れの中でのこのゲームだったら、「まぁ今日はしゃあない」で済ませてもいいんですけど、このドロドロの流れの中でこんなゲームを見せられたら、なかなかしんどい。
まとめ
そういえば、プロ入り以来全試合出場を続けてきた佐藤凌我が初めてベンチ外なり、プロ入り後連続試合出場記録は60でストップ。誰かこの記録がどんなもんなのか調べてほしいですが、相当なレアな記録なだけにちょっと残念。
でも前節も試合中に足首をひねったような感じもあったし、なんならGW中も足を引きずりながら交代したのに翌節にケロっとスタメンで出たりと、多少無理やり出続けていたとこもあったんじゃないですかね。端戸が帰ってきたことで、ようやく休めるようになったと。ここ数試合も早めに交代してましたし。
中3日空いて次は天皇杯。味スタでのゲームってことで天皇杯な感じが薄いですが、ここはフルターンオーバーでいいので、試合出場の少ない選手の奮起に期待したいですね。