【2021振り返り】No.31 マテウス

どうなんでしょうね。別に不満があるわけでもないけど、じゃあ一方で外国人をこのポジションに使っているだけのメリットがあったかと言われるとそうでもないような気がしていて。確かにシュートストップ能力は（J2では）高くて、掴むか弾くかの判断も明確。足元の技術も高い…んだろうなというのは理解しつつも、ビルドアップでそんなに貢献したっけ？っていう思いも（これはまぁチームとしてGKは使わずに前進させるってやり方をしてたのもあるとはいえ）。

J2では間違いなく上位のGKだとは思います。一方で、じゃあ上福元や柴さんよりそんなにハイレベルかって言われたらそうでもなく。コミュニケーション面のデメリットを考えたらどうなるんでしょうね。

まぁあとは、ブラジル人にしてはかなり真面目な部類の選手ゆえ、覇気みたいなのを感じにくいのもある。そりゃ義成さんも口出ししたくなるわなぁ（笑）。あの件に関しては義成さんが悪いと思うけど、言いたいことはわかる。うん。冷静沈着もいいけど、ただでさえあまり元気いっぱいのチームじゃないんだから、最後尾には川島とか佐藤優也みたいなのがいてくれた方が楽しそうじゃん、とか。

…とまぁ、なんか不満ばっか並べちゃいましたが、マテウスには感謝しています。やはりピンチを救ってくれた場面は多々あったし、いきなり負傷？で何試合かいなくなることを除けば、良いGKだとは思います。でも、じゃあ向こう数年ヴェルディのゴールを守り続けてくれるかと言ったらそんなイメージがまったくわかなくて。

たぶん来季はいないんじゃないですかね。他のJクラブに移籍するイメージはないですけど。柴さんも退団してしまったことですし、久弥、長沢、高木和と同じような力を持つ3人でポジションを争うことになる気がします。