【2021振り返り】No.21 長沢祐弥

柴さんの牙城を崩すことはできず、3番手GKとして過ごしたシーズン。チームとしてはまずはそのポジションを奪ってほしかったところでしょうが、結局マテウスが欠場した試合にベンチ入りするのみ。柴さんの退団が決まったアウェイ秋田戦でベンチの座を譲られると、マテウスの負傷によりなんとか1試合に出場。ただ、その試合ではまずまずの出来ながら若干の判断ミスで失点を防ぎきることはできませんでした。

来季はマテウスがどうなるかはわかりませんが、柴さんがいなくなり、同年代の高木和の加入も決定。プロ年数は高卒からやっている高木和のほうが長いものの、シーズン通してレギュラーを獲得したことはなく、決して多くの試合に出場してきたGKではなく、むしろ経験値ではJ3とはいえ沼津でレギュラーとして戦った長沢のほうが上とも。

少なくともベンチ入り、レギュラー獲得のチャンスが大いにやってくるシーズンになるので、新しいヴェルディをつくるカギとなる活躍を期待しています。