コンドルとカモメのVoyage

終わりは良けれどそれで良しではない~2021第42節vsSC相模原(H)~

time 2021/12/06

終わりは良けれどそれで良しではない~2021第42節vsSC相模原(H)~

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結果

====東京V==相模原====
(前半)  1 - 0
(後半)  2 - 0
合計  3 - 0

●得点者
(17’)新井 瑞希(東京V) 1-0
(61’)佐藤 凌我(東京V) 2-0
(77’)深澤 大輝(東京V) 3-0

(58’)新井 瑞希(out)→山下 諒也(in)
(72’)小池 純輝(out)→杉本 竜士(in)
(72’)馬場 晴也(out)→富澤 清太郎(in)
(78’)梶川 諒太(out)→加藤 弘堅(in)
(78’)深澤 大輝(out)→若狭 大志(in)

(46’)藤本 淳吾(out)→安藤 翼(in)
(46’)中山 雄希(out)→児玉 駿斗(in)
(58’)平松 宗(out)→兒玉 澪王斗(in)
(72’)鎌田 次郎(out)→梅井 大輝(in)
(83’)成岡 輝瑠(out)→窪田 良(in)

やればできる。なぜやれなかったのか

ほんとね、去年なんかもそうですけど、シーズンが終わってしまうのが寂しいなって。もうあと10分でいいからこのチームのサッカーを見ていたいなって。後半ロスタイム頃はそう思ってたんですよ。あれだけ外部でいろいろあったり、サッカーも中身も結果も付いてこないような時期があって「つまんねーなー」って正直思った時もあったんですけど、最終的にここまでもってきてくれた監督、選手たちには感謝です。シーズン通して結局12位という結果はあれですけど、ヴェルディを応援しててよかったとも思いました。

が。うーん。まぁすっきり終わった試合にあんまりどうこう言いたくはないんですけど、やっぱりこう、退団が決まった選手の思い出作り的なやり方は俺は好きじゃないですね。まだ千歩くらい譲って、柴さんに関してはずっと2番手でベンチに入ってきた選手だし、マテウスに何かあった時には出場してきた実力も伴ったGK。最終節にマテウスに何かあったのか、何もないけど柴さん出場させるためにベンチ外までになったのかはわかりませんが、ある程度納得できるところはあるんですよ。

一方でカンペーはどうか。
彼のことは好きだし、10年ほど前のここ数年より遥に苦しい時期を支えてくれた選手なので、多くの思いもあります。…が、今シーズンに関してはボニ、若狭、馬場、平に次ぐ4番手のセンターバックであり、本来であれば出場できるレベルにはない立場だと思います。もちろん、出たら試合がダメになるとかそういうわけじゃないですけどね。ましてこの試合に関しては、ベンチにセンターバック3人、弘堅も含めて4人ですよ。

で、実際には2点リードしている状況もあって72分から出場。わずかな可能性に懸けて死に物狂いで戦ってくる相模原と戦うという経験を馬場から奪う価値があったかどうか。まぁカンペーさんのプレーを最後に見たいという人も当然いるだろうけど…。
結果論ですが、もしリードされて追いかける展開で、攻撃陣をガンガンつぎ込んでいきたいって展開だったらどうしてたか。山下と竜士しかベンチにいないのに。

ま、そんなことを全て、結果が忘れさせてくれたんでいいですけどね。

で、試合のほうは(笑)。
言うことないっすね。前半からほぼ完ぺき。良い時間に先制点まで奪えたし。ああいうCKのセカンドボールって安易にクロス入れがちだけど、そこを逆手にとるというか、スキを突くというか。目の前の相手を軽くかわしてコースを作って素晴らしいシュート。カットインシュートだけではない新たな武器もここに来て、瑞希は見せてくれました。来年は開幕からフルパワーで、シーズン通して活躍してもらいましょう。ただ後日書くと思いますが、90分通して戦えたゲームはまだ多くない。消える時間も多く、この試合も早めの交代となったのは、まだまだってとこ。

前半は給水タイム後くらいかな、相模原が引いてブロックを作ってきた序盤だったけど、ラインを高め、ある程度前からプレスをかけにきた。そこでボールをロストしたりカウンターを食らったりして流れを持っていかれてしまいました。その辺は、やはりその勢いを逆手に取るくらいのうまさをみせていければ。

後半も序盤は似たような展開で、オフサイドにはなったもののゴールを割られたり。
…という中で、相手のラインの裏を積極的に狙える山下を投入したことで流れを取り戻す。福ちゃんのロングパス、凌我の頭、山下の頭とつなぎ再び凌我がゲット。ロングパス一本から2人で点を取っちゃいました。

そしてトドメの3点目。まぁ最初に梶川が左サイドでスルーパスをフリーで受けたとこで決めとけよって感じなのですが、ひょろとループ気味に打ったシュートはGKに弾かれ、そこからゴチャゴチャなって最後は福ちゃんミドルを梶川がブロック?、こぼれを深澤。ぴょんぴょんゴールまで跳ねるカジがかわいいです。

そんなんで3-0快勝。オフサイドになったシーン以外は結局大きなピンチはなかったものの、柴さんは最後の最後にクリーンシートを達成。馬場にもクリーンシートを達成させたかったね。

まとめ

結局最終節で半分は不満を垂れ流すっていう(笑)。
でも昨日1日、楽しかったですよ。でもキッチンカーは並びすぎやろ。どれも回転率が良くはない、というかああいう行列をてきぱきさばくのに慣れてないお店のような気もしたので、その辺は多少、食品のクオリティーより回転率を優先できる店を一つ用意するとかさ。自分は一般入場開始と同時にスタジアムインして11時20分くらいには広場に着いたけど、これはウォーミングアップには間に合わないかなーって思って諦めました。

食べれなかったのを悔やんでるわけじゃないですよ、それなら早く来ればいいってだけなので。並ぶであろうこともある程度予想してたので。でも、それほど並ぶのに慣れてない、予想がついてない家族連れがあの行列を見たら、一気に観戦体験の感動値はガタ落ちするわけでね。そういう工夫もまだ必要だよって話。ま、そもそも去年まではこれすらなかったんだから、今年はキッズパーク元年として反省点の一つに盛り込んでもらえれば。

ってことで、1年間お疲れ様でした。個人的には、仕事と被ることが多すぎて、過去の中でもっとも試合に行けなかった1年となりましたが、まぁそれはしょうがない。アウェイはそもそも行きたくても行っちゃだめな1年だったわけで。でもその中でも、0-7なんていとんでもないレアな経験ができたし、念願の沖縄も行けた。初の秋田に行けなかったけど、まぁそこはまた来年。

これからシーズンオフ。すでに多くの人がつぶやいているように、まず単純に大卒選手、昇格する西谷君と6人の新人が加入が決まっている以上、すでに満了が発表された4人以外にもまだまだ退団選手はいるでしょう。当然、引き抜かれる選手もいるはず。
何より、金はない。金はない。ゼビオ頑張れとかそういうレベルではないと思います。そもそも去年に赤字をあれだけ補填してる上に、今年は無観客試合が多かったことで実入りは去年よりも少ない。ゼビオが本業を削ってまでこっちに力を入れるっていう“覚悟”(っていう言い方が正しいのかようわからん)を見せない限り、苦しいオフになるでしょう。笑えない出来事も起きるかもしれません。

それでも。それでもよ。
また2月末には笑顔でみんなと再会するんですから。10年以上サポーターをやってきて、開幕戦を暗い顔で迎えたことはありません。オフはオフで、楽しみましょう。
選手、監督、現場スタッフ、フロントスタッフ、たくさんのサポーターの皆さん…本当にお疲れ様した。ありがとうございました。

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