コンドルとカモメのVoyage

【Result】どうしてこうなった~2021第4節vsツエーゲン金沢(H)~

time 2021/03/21

【Result】どうしてこうなった~2021第4節vsツエーゲン金沢(H)~

そりゃさ、どんなに負けようが降格危機になろうが応援はしますよ。応援はします。
ただそれと、監督解任を叫ぶことってのはまた別の話で。だって勝ちたいもの。降格したくないもの。罵詈雑言は別として、就任3年目でこんなゲームを見せられたらそりゃあね。開幕これで4試合目、言っちゃ悪いが、対戦相手だってJ2でずば抜けて強いチームってわけでもない、むしろ中位、良くてプレーオフに入るか入らないかっていうチーム。それでこのざまよ。

まだ降格がなく好き勝手やってチーム作りができる2020年ならいい。でも、メンバーもほぼ変わらず、キャンプという時間もかけた。それでこのざま。開幕戦はそこそこ戦えた、この3試合だって良い時間もあった、でも結局この4試合で得た勝ち点は4。何やってんでしょうね、ほんと。

sponsored link

結果

=====東京V==金沢====
(前半)  1 - 1
(後半)  1 - 3
=================
合計  2 - 4

●得点者
(4’)小池 純輝(東京V) 1-0
(43’)丹羽 詩温(金沢) 1-1
(51’)瀬沼 優司(金沢) 1-2
(71’)大谷 駿斗(金沢) 1-3
(83’)瀬沼 優司(金沢) 1-4
(90’)山下 諒也(東京V) 2-4

スタメン

(58’)佐藤 優平(out)→馬場 晴也(in)
(58’)端戸 仁(out)→佐藤 凌我(in)
(67’)福村 貴幸(out)→安在 和樹(in)
(83’)若狭 大志(out)→奈良輪 雄太(in)
(83’)小池 純輝(out)→松橋 優安(in)
(69’)嶋田 慎太郎(out)→力安 祥伍(in)
(79’)丹羽 詩温(out)→杉浦 恭平(in)
(87’)瀬沼 優司(out)→島津 頼盛(in)
(87’)松田 陸(out)→高安 孝幸(in)

守備の仕方は監督次第でどうにでもなる

とりあえず純輝はサンキュー。負傷から復帰した井出も素晴らしいスルーパスで。これで純輝は5得点。去年は7得点ですからね、ほんと言うことなし。試合終盤の山下のゴールも含めて、4試合で7得点。攻撃の形はともかく、こんだけ点を取っておいて「得点力がない」なんて言われるのは、それはどうかなって。結果だけ見れば、今年は得点を取れるチームになった、そう思っていいと思いますよ。狙い通りに攻められてないのはあるけど、狙い通りに戦えたけど得点ゼロでした、に比べりゃずいぶんマシだと思います。

でまぁ、それと引き換えに守備が崩壊と。

平が帰ってきた、試合の途中からとはいえ、みんなが望むように平と馬場のセンターバック、弘堅がボランチの形になった。それでも失点を重ねた。

守備ってのは、個々の能力以上に、立ち位置だったり決まり事を作ってそれを遂行すれば余分な失点は減る、それが勝ち点につながる。ロティーナから学んだじゃないですか。ボニを起用しようが、富澤を起用しようが、メンタル面をカバーしようが、それをしっかりと監督がトレーニングで植え付けない限りは解決しないでしょうね。

ってなことを考えてて、ジョエルはともかく、潮音を失った影響は大きいなと。潮音のプレスバックからのボールの即時奪還、それがなくなってしまった。

この試合に関しては、ただでさえチーム全体として緩くなった守備に、優平の不調も重なった。この試合の優平の出来は、ここ数年では最低レベル。ただまぁ、誰だってこういう試合もある。実際愛媛戦では優平の素晴らしい判断とパスから得点が生まれたわけですし。

平の空中戦の強さも、対人の強さも申し分ない。馬場もまだまだ粗いけどこれからの成長が楽しみだし、ビルドアップ面では確実にプラスになってる。弘堅はセンターバックでもボランチでもワンランク上のプレー強度を見せてくれてる。

それでも失点は止まらない。

失点自体は、確かに安い。ミス。
でも、J2のチームなんですから。そこに所属してる選手なんですから。そういうことが起きるのは事故でもなんでもなく「実力」。それを踏まえたうえで戦えるチームにするのが監督の仕事。ミスによる失点を、まるで自分の想定外のところで起きた事故のように見てる(とコメント読むとそう思える)限り、あかんですよ。

だいたい、ギャリーのときにだって判明してたじゃないですか。
ロティーナによりチームとして守備意識は高まりベースができた、だからギャリーに攻撃面で味付けをしてほしかった。ところが、ギャリーが「え、こんなこともできないの?」と思ってしまうほど、実は守備はできないチーム、選手たちであったと。

どんだけ大きな理想を掲げてボールを保持して得点を取っても、チームとして守備ができない限りは上にはいけない……ってのが、よーくわかったこの金沢戦だったと思います。

まとめ

ってことで試合の内容にはいっさい触れてませんが(笑)。
金沢さん、いいチームでした。瀬沼も丹羽も、素晴らしい決定力。この2人のどっちか、ヴェルディに来てくれても良かったのに。金銭面はどうかわからないけど、少なくとも、金沢と奪い合いっこしてそう負けはしないでしょ。ま、後から言ってもあれですが。

こんな状況で、次節はアウェイで4連勝中、絶好調の新潟。普通に考えればボコられる。でも、こんな試合でするっと勝っちゃったりするのが永井秀樹だったりするんですよね。別に負けることを望んでるわけじゃないし、勝ったらもちろん嬉しいけど、それでまたその次からにっちもさっちもいかない試合されると、まだどんよりな気持になるんでね。

…で、新潟はビジターのチケット販売してくるんですか?笑

sponsored link

down

コメントする




スタジアム

マリーンズ

ヴェルディ



sponsored link

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ブログランキングに参加しています

PVアクセスランキング にほんブログ村