2019/01/29
やっぱりさ、こうやってJ2の他クラブで活躍してきた選手ってのはユースっ子や、戦力外になって獲得した選手と違って、しっかりとやってくれるんですよね。開幕戦の徳島戦で途中出場で左センターバックで投入された時はどうなることかと思いましたが、その後はインサイドハーフ(フロントボランチ)の一角として、優平とともにベストチョイスになっていたと思います。ボールを持ったときに確実に相手を一人確実にかわせるテクニック、広い視野、正確な立ち位置、運動量……永井サッカーにおいてはジャストフィットでした。
ただ結局、2ゴールってのがねぇ。
梶川が抜けた代わりとして加入したわけで、カジとの違いはより得点に絡むプレーができるとこだと思ってました。実際、その2ゴールはホーム甲府戦、アウェイ京都戦ともに見事なミドルシュート。決定的な仕事をやってくれるんです。カジじゃやれなかったことだと思います。でも2ゴールのみ。優平が7ゴールってのを考えると、同じくらいはいきたかったよねぇと。
あとは、ジェフサポさんに井出のことを聞いたときに言っていたのが「スタミナがないわけじゃないけど90分もたない、急に消える」というところでした。実際、27試合にスタメン出場して90分戦い抜いたのは4試合のみ。もっとも、こういう過密日程のシーズンで交代の枚数がシンプルに多かったこと、消耗の激しいポジションであること、レギュラー格の選手だからこそ温存的な交代もあったことを考えればある程度フル出場が減るのはやむを得ないんですが、にしても少なくないか?というところ。
確かにね、前半とかに素晴らしい活躍したのに、後半の60分くらいになると急に存在感がなくなることは多々ありました。それは単純にスタミナが云々とかじゃなくチームとしての流れもあってのことだろうけど、できるなら90分間存在感を示し続けるような選手になってほしい。そういうポテンシャルのある選手だから。
11番を背負った男の意地、来年も見せてほしい。
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by 【2020振り返り】まとめ | コンドルとカモメのVoyage 2020年12月27日 3:02 PM