【Result】得意の負けパターンで完敗～2020第19節vsザスパクサツ群馬(H)～

time 2020/09/16

いったいぜんたい何がどうなったらこんな完敗って結果になるんだよーとは思いつつも、事前の順位とか関係なく客観的にこの試合見たら、まぁ負けるよなって感じなんですよね。それくらいこの試合に関しては群馬は良かった。じゃあヴェルディがダメだったかって言うと別にそこまでとも思っていて、油断があったとも思えない。これよりクソなゲームなんて山ほどありましたからねぇ。相性なのか、疲労なのか。あるいは3rdユニの呪いなのか。

結果

=====東京V==群馬====
(前半)　　1　-　2
(後半)　　0　-　1
=================
合計　　　1　-　3

●得点者
（5’）若狭大志（東京V） 1-0
（17’）田中稔也（群馬） 1-1
（42’）田中稔也（群馬） 1-2
（82’）飯野七聖（群馬） 1-3

スタメン

（46’）小池純輝(out)→山下諒也(in)
（46’）森田晃樹(out)→山本理仁(in)
（68’）若狭大志(out)→クレビーニョ(in)
（77’）大久保嘉人(out)→河野広貴(in)
（89’）井上潮音(out)→松橋優安(in)

（60’）岩上祐三(out)→飯野七聖(in)
（60’）平尾壮(out)→青木翔大(in)
（90’）田中稔也(out)→進昂平(in)
（90’+4）大前元紀(out)→渡辺広大(in)

まごうごとなき完敗とはこのことだ

5連戦のラスト、スタメンはいつも通り。疲労を考えなければ、現状のベストと言っても過言ではない布陣。ただ、ベンチに河野が帰ってきたとはいえ、今度は井出が不在。岡山戦で負傷したような感じだったので、まぁそういうことでしょう。

開始5分に早くも先制。ジョエルのクロスに大久保がヘッドで合わせ、GKが弾いたところに詰めたのは若狭！まず、大久保のヘッドもゴールまであの距離でふんわりクロスだとそこまで威力が出ないから直接決めるのは難しいけど、GKが弾きそうなところで跳ねさせるヘッドはさすが。で、若狭ね。これまで「なぜそこに」案件多数で笑ってきましたけど、もうあれは意図的に（本人としては本能的に？）あそこにいるんだから。

クロスでボールが動いている間にすでにゴール前に全速力で駆けているあたり、嗅覚というか、ゴールのセンスが本当にあるんでしょうね。

正直ね。正直言いますよ。
これで「今日は祭りになる！」って俺は思いましたよ。そう思った人、手を挙げなはれ。相手は最下位で油断したらやられるってわかってたけど、琉球戦や愛媛戦みたいに点が入らないわけじゃなくあっさり先制したわけだし、先制したらそう簡単には負けない。祭りは言い過ぎだけど、まぁ勝てるだろうとは思いましたよ。

ところがどっこい、時間が経つにつれなぜか技術的なミスが増えるヴェルディ。一方で、ほぼミスなしで攻めてくる群馬。本当に彼らは最下位なのかい？と。
そんななか、純輝の甘いバックパスのミスから最後はジョエルが（ちょっと判定が怪しいけど）ハンドをとられ、そのFKから失点。

さらにヴェルディが攻めあぐねていると群馬のカウンターの機会が増え、42分に大前のパスから再び田中稔也に決められて逆転。結局この試合は大前が3アシスト。警戒していた相手を自由にやらせてしまったのがこの結果。

後半は当然ヴェルディがボールを持つ展開になるも、どんどん中へ中へ挑んでは跳ね返され、ジョエルもじわじわ前へ。結局カウンターを食らって引き離されるという、ヴェルディの負けパターンというか。

まぁそんな形とはいえ、後半に理仁が奪ったPKを大久保が外したのが、結果としては全て。そらどんな名選手でもPKくらい外すときはあるけどさ、なんでこのタイミングで外すかなー。どうも大前がGKの清水に何かアドバイスをしたようで、正面を読まれてましたな。ほんと大前にしてやられた試合。

いろいろとあった試合ですけど、個人的にはやっぱり、なんで前半で森田と純輝を替えたのかなーと。森田は良い立ち位置でボールを前進されるのに貢献していたと思うし、いくら山下が爆発的なスピードがあろうとも、ゴールを奪う決定力みたいなのは純輝が上。というかチームで一番だと個人的には思うけど。

後半の最後は河野やら優安やらクレビーニョやらあの手この手で攻めるも得点できず。大久保もついに60分の時間制限を突破するも結果は残せず。どうにも大久保がフリーマンとしてピタっとはまってる感じはしないですけど、端戸がいない現状では彼がやっぱり一番の適任だし、何よりピタっとはまれば爆発的な効果が生まれる！…と信じたいので、今はシーズン後半に向けた我慢の時期か。