2019/01/29
ちょっと今更ですけど。あまりに暇なので一言書いておきます。
すでに多くの方がご存じの通り、延期が続くJリーグにおいて今後再開した場合でも、全カテゴリーにおいて昇格はそのままあり、降格はなしとする特別ルールで進めるということが決定されました。大きな理由としては「公正性を担保するのが難しい」というところにあるとのことです。
正直ここに至ったプロセスなどについては、原さんが語っているJリーグチャンネルを見ればよくわかります。現状では新型コロナの影響がこの先どうなるかはわからないけど、各クラブを、そしてJリーグを守るためには“リーグを開催する”ことを何より第一に考えること。そしてそのためには、何かを犠牲にしなくてはいけないところにきてしまったと。
「公平性の担保が、考えれば考えるほど成り立たない」
「それでもみんながモチベーションを持ってもらうための決断」
俺らはあーだこーだ部分的なものを見て言い合ったりしてるけど、Jリーグは村井さんを中心にいろいろな可能性を日々考えていてくれている、この動画を見ればそれを感じることができるかもしれません。まぁ原さんが嫌いな人もいるだろうけど(笑)
さてさて。
とりあえず再開したときのことを考えるとして。今シーズンの降格はなくなりました。永井さんを信じて戦うと口では言っていますが、高い理想ばかり持っていて現実的な戦い方の選択肢を持っているのか……?という不安はずっと持っています。もしこのままうまくいかず、残留争いに巻き込まれたときに、泥臭く勝ち点1でも拾うような戦いをせざるをえなくなったときに、永井さんにそれができるのか?
「このままじゃJ3に落ちる」と某羊さんは仰っていましたが、「うん、そう思う」ってのが正直なところ。
……って考えたときに、どんな結果になろうととにかく割り切って理想を追求できる状況になったのは、永井さんにとっては追い風でしょうか。持ってますね、この方はほんと。ま、こういう状況になったんだから、とことんやったれ!って思いますけどね。
で。
「降格がなくなった」
って言葉ばかり先走ってますが、正確に言えば
「降格が先延ばしになった」
ですからね。
要はこういうことです。
来季にJ1から4チームが降格ってことは明言されてますが、J2を22チームから変更しないっていう前提なら、J2からの降格も4チームということになります。もっともこれに関してはJ3上位チームのライセンス問題もあるので、“最大4チーム”ってことにはなりますが。昇格の可能性より降格の心配をしてる時点でなんだかなーっては思うんですけどね。
逆に昇格のほうに目を向けると。
まず今季に2チームが昇格し、そのぶんJ3から2チームが上がってくるわけですから、来季のJ2は間違いなくレベルが落ちます。昇格しやすいリーグになる、と言えるかもしれません。もっとも、1位が自動昇格、2~5位でプレーオフっていう可能性も議論中とのことなので、その辺はどうなるかはわかりませんが。
下は降格チームが多い、上は昇格しやすい。
2021年のJ2はスリリングになりそうですなー。
となると、来季に勝負をかけるチームが出てくるかもしれません。
逆に言えば、そうなると今季に力を入れれば昇格しやすいかもしれません。
(まぁ来季4つ降格なんですけどね)
まぁコロナの影響で暗めになっちゃってますけど、特殊な状況の中でより特殊な駆け引きが今季生まれるかもしれないって意味では、再開したら思いっきり楽しもうじゃありませんか。
とりあえずヴェルディとしては、降格の心配よりも昇格の可能性を狙いたい。そうなるような準備をいましてくれていると信じるのみです。
最後に。
この動画でも原さんが言っていますが、今季はとにかく何が起こるかわからない特殊な状況。そのなかで、誰かに何かを飲み込んでもらうこともあるだろうし、そのなかで“協力”しあっていかなくてはいけないことが出てくるはず。それが無観客なのか、応援禁止なのか、それはわかりません。でも冒頭に言ったように、リーグを存続させるため、各クラブを守るために必要なことなのであれば、みんなで協力しあっていきましょう。