2019/01/29
周知の通り、Jリーグは新型コロナウイルス蔓延の影響により、本日開催予定だったYBCルヴァンカップ以降、3/15(日)までのすべての公式戦の開催を延期することを決定しました。ヴェルディの試合への影響としては、下記の3試合が延期となります。
第2節 3/1(日)vsツエーゲン金沢 @味の素スタジアム
第3節 3/7(土)vsヴァンフォーレ甲府 @味の素スタジアム
第4節 3/14(土)vsFC町田ゼルビア @味の素スタジアム
現状では、3/18(水)に行なわれるアウェイ京都戦から再開……ということになっています。この先、どのような決定がなされるのかはわかりませんが、少なくとも3週間強は再び“お休み”ということになります。中止の決定をした以上、何かしらの基準を設けて再開を決めることになると思いますが、「もうコロナウイルスは収束した、大丈夫」なんて状況にこの3週間のうちに世界的なるのか、甚だ怪しいですね。
まぁそれはさておき、決まったことなのでこれを嘆いてもしゃあないので、この状況をポジティブに考えていくしかないのかなとは思います。
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ホーム3試合延期は幸運か、不幸か
変則日程の影響でホーム3試合が延期となったわけですが、これを「不幸中の幸い」と言っている方もいれば、「これはキツイ」と言っている方もいます。これは立場の違いかなって。
おそらくこの3試合はどこかの平日に組み込まれることになると思いますが、まず純粋なサポーター目線で言えば、延期となった試合にも行きやすいのは間違いありません。当然、平日に遠方アウェイなんてなれば現地に行くことはかなり困難。ホームであれば、都内で働いている人でもキックオフに間に合わせることは可能でしょう。まぁ逆に地方のサポーターの方は来れなくなりますが…。そういう意味では、「不幸中の幸い」と言えるでしょう。
ただ問題は会場がどこになるのか。
平日であれば味スタは比較的空いているので、お隣との都合がつけばそう困難なことではないような気がします。夜なので駒沢は使えない、西が丘は割と平日も埋まっている、そうなると去年のお隣さんのように大宮などの関東近郊、あるいは秩父宮ラグビー場での開催という可能性もあるでしょう。まさかの新国立競技場とか。
千葉県民の自分としては、23区内での開催は非常にありがたいのですが(笑)
一方で、クラブとしてはやっぱりシンドイですよね。
3試合も予定外のことをしなくてはいけない。今週末に向けて、シーズンオフから着々と進めてきた準備がいったんバラし。グッズや、マッチで―プログラムなどこの日が記載された配布物や告知物、マッチデイパートナー(スポンサー)との再調整……もろもろやることはある。さらに、平日開催となれば観客動員は激減でしょう。まぁそのなかでもさらに不幸中の幸いではあるのが、相手が金沢、町田というそこまでアウェイ動員が多くはない、“太客”ではない相手であるということ。これが新潟とか松本だったら、平日開催による動員減のインパクトはさらに大きかったはず。
クラブスタッフの方は本当に大変でしょうけど、何とかこの苦難を逆にチャンスに変えるくらいの力を見せてほしいし、サポーターとしても何か協力できることがあればな、と。
オン・ザ・ピッチでは徳島戦の修正を
これはまぁ言うまでもないですが、あれだけ惨敗した徳島戦を反省し、振り返り、修正できる時間が得られたことはとてもありがたいこと。さらに言えば、キャンプはケガで休んでいたにも関わらず出場した理仁や井出はもちろん、森田らケガ人が戻ってこれる可能性もあること。
さらに言えば、この期間に選手を補強することも可能。もちろん他のクラブにも当てはまることではあるけど、この期間をどう生かすかは大切なポイントになってくるはず。
まとめ
村井さんのコメント、かっこいいですなー。
「(無観客試合は)最後の最後まで、手段としてはとるべきでない」
「勝った、負けたを競い合うだけでなく、ファンサポーターにそれをお届けするために存在している。試合日程を変更してでも、大会方式をチューニングしてでも、お客さまの前で試合を行うべきと考えている」
何というか、ファン・サポーターのためのことを考えてくれていると感じます。決断の速さも含めて、ね。
今後のことは、世界的な情勢を含めての判断にもなるので難しい決断になるでしょうけど、最終的に1年を終えたときに多くの人が笑顔になれるようにことが進んでくれることを祈るばかりです。俺らサポーターも、ただ誰かが決めることを待っているだけではなく、何かこの3週間が楽しくなるように考えていければな。