【2020ライバル雑感】アルビレックス新潟

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J2降格2年目となった昨季は外国人枠の拡大を生かしてブラジル人を迎え入れ、昇格を目指したものの振るわずに10位。このままJ2の沼にハマってしまうのか、はたまた再びJ1に戻ることができるのか、勝負のシーズンとなりそう。

若くて優秀な選手は多いぶん、渡邊凌磨がモンテディオへ、戸嶋祥郎がレイソルへ移籍し、さらにJ2得点王になったレオナルドがレッズへ。ただある意味流出はこんなもんで済んだという感じで、マウロ、ファビオ、ゴンサロ・ゴンザレス、ペドロ・マンジーという新たに加入した外国人が機能すれば戦力ダウンしたというほどではない。

ガンバへの移籍の噂があった舞行龍ジェームズが結局残留となり、右サイドバックにV・ファーレンから大本祐槻、中盤に島田譲とゼルビアからロメロ・フランクとJ2をよく知る即戦力も確保しているので、充分に自動昇格を狙える陣容と言えるでしょう。まぁ去年は外国人がシーズンを通しては機能しなかったという現実もあるわけですが。

あとはこれだけの戦力を、新たに就任したスペイン人監督アルベルト・プッチ・オルトネダがどう料理するか。クラブとしても現状を打破し変化を起こすためのキーマンとして期待はしているでしょうから、これまでと違ったアルビレックスが見れるはず。