【2019振り返り】No.22永田拓也

奈良輪のサブから脱却できず

出場試合数：11試合（先発6試合）
出場時間：649分
得点：1

去年のプレーオフ2回戦で対戦したときは割とやられた印象があったので、今年のヴェルディに数少ない左利きの左サイドアタッカーとして期待していたのですが、出場は11試合のみ。スタメンで出た6試合に関しても、奈良輪の負傷による代役という立場であり、彼が負傷から戻ってくるとあっさりとその場を受け渡してしまいました。

32試合にベンチ入りしているあたりは決して評価は低くないとは思うのですが（まぁそもそもサイドバックの人材が不足しすぎてるのですが）、途中から流れを変えられるようなプレーヤーでもないし、スタメンで起用するにはいろいろと物足りないものが多い。

永井体制初戦となったホーム愛媛戦で貴重な決勝ゴールを記録したものの、その左足から放たれるクロスやシュートが光を生むことはなく…。なんというか、もっと積極的にガンガン前にいける選手だと思っていたので、ちょっと無難なプレーを続けたままシーズンを終えてしまったのは残念でした。

去年の香川にしても、アンカズにしてもやはりレフティ独特の感覚をプレーとして表現してくれてたので、このままであれば来季はちょっと厳しいな…。奈良輪にしても万能型であって左のスペシャリストではないので、奮起を期待したいところなのですが。