【2019振り返り】No.13新井瑞希

インパクトは残せず、来季に期待？

出場試合数：8試合（先発2試合）
出場時間：276分
得点：1

昨年から目をつけて加入も噂になっていた、カターレ富山の10番・新井。1年後、急きょの入団となりました。おそらく寛也の長期離脱によりサイドが手薄くなることからオファーしたのではないか、と。

タイプは左サイドを主戦とするドリブラー。なんというかヴェルディ育ちで以前はこういう選手がいっぱいいたのに、今シーズンはとにかくサイドの1対1で勝負できる選手がとにかくいない。ガンガン仕掛けて攻撃を活性化させることが期待されていました。一方で富山では今シーズン出場機会が減っており、大丈夫か？とも。

ヴェルディ加入後、30節のアウェイ長崎戦でさっそくスタメン出場。開始数分でカットインからミドルを決めた（まぁ相手GKのミスもありましたが）ものの、守備の際の立ち位置に問題があると指摘され、前半途中で交代。チームも後半に逆転を許し、ヒーローにはなりませんでした。

その後は、アウェイ柏戦でフル出場した以外はベンチスタート。なんやで全試合にベンチ入りしたんだから期待は大きいとは思うのですが、そこまで大きな活躍は見せられず。ドリブルにしてもどうでしょう。ここ2年は幸輝や泉澤など目の前の相手が1人なら必ずぶち抜けるドリブラーを見てきたぶん、彼らと比べるとちょっと期待外れな感じはありました。

まぁまだ若いのでこれから……と思っていますが、いちおうレンタルなのでどうなりますでしょうか。

キャラクター的には梶川のライバルとして「あざとさ」で注目を集めましたが、やっぱりサッカー選手なんでね。プレーで魅せてなんぼ。梶川のように試合のなかでもあざとさを出せる（出すもんじゃない、でしたっけ）ようになるにはまだまだですね、はい。