コンドルとカモメのVoyage

【Result】嵐を呼ぶ男ジャイルトン~2019第31節vsレノファ山口FC(H)~

time 2019/09/09

【Result】嵐を呼ぶ男ジャイルトン~2019第31節vsレノファ山口FC(H)~

当たり外国人きたー!!!あれがゼロ円なんて素敵すぎる!クレビーニョとともに夏の補強完璧や!!……って騒ぐのは昨日までにしましょうね。とりあえず彼らが勝ち点3をもたらしてくれたのは間違いないですが、そこばっかりに目を向けるのは違うかなと、冷静になるとそう思いますので。

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結果

=====東京V==山口====
(前半)  2 - 0
(後半)  2 - 0
=================
合計   4 - 0

●得点者
(10’)ジャイルトン パライバ(東京V)1-0
(19’)井上 潮音(東京V)2-0
(50’)レアンドロ(東京V)3-0
(55’)ジャイルトン パライバ(東京V)4-0

スタメン


(46’)森田 晃樹(out)→小池 純輝(in)
(72’)森田 晃樹(out)→小池 純輝(in)
(84’) 山本 理仁(out)→新井 瑞希(in)

(46’)吉濱 遼平(out)→池上 丈二(in)
(53’)工藤 壮人(out)→宮代 大聖(in)
(62’+2) 高井 和馬(out)→岸田 和人(in)

圧巻の4ゴールすべてに絡む活躍

1点目はCKのカウンターから。チビ揃いのうちになぜかニアへ低いボールを蹴ってくれたことでクリア、拾った梶川から森田へつなぎ、前に運んで、中央を一気に加速してきたジャイルトンが三幸をあっさり振り切ったところへパスからゲット。こんな鮮やかなカウンター、ヴェルディでは久々に見ました。ジャイルトンのスピードもですが、森田のパスのタイミングも完璧。ゴリゴリのスピードがあるとは聞いていましたが、さすがです。

2点目もジャイルトンから。クレビーニョが前に当ててリターンを受けたところでファールを受ける(実際に判定はなかったですが)、誰もがファールだと足を止めたところに一人反応したジャイルトンがボールを拾って、そのままスピードで相手CBの楠本を振り切るとグラウンダーのクロス、最後はファーから詰めた潮音がちょっと怪しい当て方だったけどゴールへプッシュ。
そもそもクレビーニョへのプレーがアドバンテージを取ったわけではなく普通にノーファールなのは大いに疑問ですが、近くにいた梶川も、相手も足が止まったところにジャイルトンだけそのままプレーを継続したのがすべてでした。にしても速い。反則級だし、そのスピード感のまま的確にグラウンダーのクロスを通しているのも素晴らしい。

この2ゴールによって、2トップ気味にしてより前からのプレスを強めてきた山口、なのに後ろはあまり着いてきてない。ジャイルトンのスピードでぶっちぎれるとわかってしまったゆえ、前半からカウンターの応酬のような展開に。16時キックオフという暑さでこれはなかなかシンドそうな感じでしたが。さらに言えば、ジャイルトンもクレビーニョも基本ボールを持ったら前に前にって感じのため、奪われるとその後ろには広大なスペースが。なんとか梶川が頑張ってカバーしてましたが、彼にかかる負担は相当なもののはず。まぁそれで1点2点と取ってくれれば割に合いますが、レアンドロも含め、彼らのぶんの守備の負担は中盤の選手にくるのでそこは今後の課題。

後半もジャイルトン劇場は止まらず、今度は左サイドで菊池をぶっちぎりPKゲット。さらにセットプレーの流れから左サイドでボールを理仁から奪ったジャイルトンが逆サイドポストに流し込んで4点目。スピードだけじゃありませんでした。

とはいえ、その後は4-0のリードを奪ったのに、もう1点もう1点という気持ちが強すぎたのか後ろからどんどん選手が飛び出すので、このリードにも関わらずカウンターを食らいまくるという。理仁が足を攣り、奈良輪も足を攣り(すぐ自己修復w)、梶川も限界。サポーターとしてはもっともっとゴールを見たいって気持ちにはなりますが、冷静に戦えばジャイルトンとレアンドロだけ前に残して他は控えめにしていれば、4-0なのにこんなに疲労困憊にならずに済んだのに……と。

まぁそれにしても、すごい武器を手にしました。
とはいえ、今日は経験が浅い山口の守備陣が相手だったこと、前半からかなり広いスペースを手にできたからこそあれだけ特徴が活きたわけで、前半も相手CBと対峙したときにあっさりと止められたりと、狭いところをスルスル行ける感じではなさそうなのでそこは気を付けましょうと。

結果的にジャイルトン祭りになりましたが、レアンドロは周りのサポートを使う、自分で前を向くという判断もこの日は的確だったし、潮音は本職ではないワイドでも冷静な判断とボールを運ぶ動きをできていたし。全員がしっかりと自分の持ち味を出せた結果、だと思います。

まとめ

台風の影響もあり、キックオフが3時間早まったこの試合。その決断をし、見事滞りなく台風の影響も受けることなく試合開催をできたこと、運営の素晴らしい判断に改めて感謝します。選手たちもそれに見事、応えてくれました。

さぁ来週からは新潟、大宮、柏と続くアウェイ死のロード。
この試合の成功がどれだけ通用するのか、楽しみです。

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