コンドルとカモメのVoyage

【Result】踏んだり蹴ったり~2019第16節vs京都サンガF.C.(H)~

time 2019/06/03

【Result】踏んだり蹴ったり~2019第16節vs京都サンガF.C.(H)~

一晩経って思うのは、まぁこういう試合もあるよね、と。ロティーナのときは毎試合75点みたいな試合だったから、絶望的に不調だった去年の5月を除いてこういうゲームってのはなかなかなかったし。逆に言えば、ロティーナのときでもそういう試合があってもなおPOまでは行けたんだから、どうってことないじゃん?って思えませんかね。次勝ちゃいい話よ。

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結果

=====東京V==京都====
(前半)  0 - 3
(後半)  1 - 1
=================
合計   1 - 4

●得点者

(13’)一美 和成(京都)0-1
(18’)福岡 慎平(京都)0-2
(27’)小屋松 知哉(京都)0-3
(63’)小池 純輝(東京V)1-3
(89’)安藤 淳(京都)1-4

スタメン


(46’)河野 広貴(out)→林 陵平(in)
(66’)レアンドロ(out)→李 栄直(in)
(84’)佐藤 優平(out)→ヴァウメルソン(in)


(55’)宮吉 拓実(out)→田中 マルクス闘莉王(in)
(66’)重廣 卓也(out)→エスクデロ 競飛王(in)
(89’)一美 和成(out)→大野 耀平(in)

レアンドロ起用による課題

あまり選手個人を悪者にするような話はしたくないんですが、この試合に関しては、レアンドロのスタメン起用がなかなかの裏目に出てしまいました。彼の運動量は少なく、前線から強いプレスはかけられない。それはある程度チーム全体としてもわかってはいるはずで、それでもレアンドロを起用するのは攻撃面で高いクオリティを発揮することを期待して·····だと思います。

京都の福岡慎平がコメントしてるように、潮音の両脇が空きやすいのは今のチームの課題であり、千葉戦でも露呈したもの。もっとも、4-1-2-3で戦う多くのチームの共通課題ではあるんですがね。

3失点目の直前。結果的に相手CBから、左IH重廣を経由して左WG小屋松が抜け出してゴール前へ。

レアンドロのプレスが緩いため相手CBに何も制限をかけられず、4-4-2気味に前に出ていく片方のIH(この場面では皓太)がプレスのスイッチを入れるタイミングも曖昧。ダブルボランチになる潮音と優平もスライドできてない。

後半になってシステムを変えたことに加え、陵平を入れたことで前からのプレスを強めたことである程度持ち直せたことを考えると、やはり今のチームはブロックを作って引くよりもしっかり奪いにいく守備をしないとシンドいですな。そんなん、数試合前から·····というより開幕の頃からわかってたことなんですけどね。

とはいえ、コイッチはあまりコンディション良さそうじゃないし、陵平もケガ明け。端戸もいないとなるとレアンドロしかいないというのも現実で。プレスのとこは目を瞑るから、前半36分のようなチャンスは仕留めてくれないと割に合わない。

加えて、河野の動きもイマイチ。ボールを持ったときにアイデアを出せる選手ではあると思うのですが、よくよく見てると味方と重なったり、後ろの選手がボール持ってるときの立ち位置がよろしくない。守備は苦手ながらも頑張ってくれてるし何とかしたいってのはわかるけど、右サイドで起点を作りきれないのはこの辺だな。まして後ろの若狭から攻撃面で大きなサポートを得られるわけでもないのでシンドい。このあたりは、本職はボランチで広い視野を持つ寛也との差なのかな。

京都は、こちらが陵平を入れて3-5-2にしたのを見て、田中さんを最後尾に投入。衰えた闘莉王なんて、むしろチャンスや!攻撃を削って守備を固める相手になんて負けるもんか!と思ってましたが、まぁいい感じに効いてましたな。ベテランの経験値はさすがでした。

それでもとりあえず1点取れば流れは変わると、63分に純輝がゲットしたのは良かったんですが、その数分後にレアンドロが座り込んでしまい交代。うーん、なんかイケイケの流れが落ち着いてしまったかなと。相手は田中さんがいるとはいえ両脇のCBの高さはそこまでないので、ツインタワーで粉砕できるはずって期待もあったんですが、その後、彼らを目がけたクロスボールってまともに上がってないような。後方からふんわり当てるボールはありましたが。
しかも高さがないとか言ってるCBの安藤にCKからトドメ指される皮肉。

後半は激しくプレスをかけまくって疲労が見えた優平に代えて、最後のピース・ヴァウメルソン投入!…ってタイミングで皓太が負傷。ここから先、何もできませんでした。もし長引くようならコパアメリカの日本代表としても痛いし、このゲームでも正直、これで終わってしまった感があったので残念です。まさに踏んだり蹴ったり。無事を祈ります。

まとめ

うん、京都つえー。俺らの知ってる京都じゃない。個の能力が高い選手あつめて、適当な監督で空回りしまくってる京都サンガじゃない。何者なんだ中田一三。
庄司がいないぜチャンスだぜって思ったら、18歳の福岡慎平が見事にその穴を埋めるんだから、いいチームですな、まったく。

まぁ冒頭に書いたけど、こういう試合もありますって。だからこそ次が大切。どんな内容であれ、7試合負けなしで戦ってきたのは事実だし、それが止まっただけ。この魔境J2でシーズン通して勝ちまくるチームなんてないし、どこかで一度落ちて、またそこから這い上がる。そういう物語は必要でっせ。みんなで鹿児島行きましょう。そして勝ちましょう!

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