2019/01/29
芥川さんはギリプレーオフという予想をし、海江田さんは「ここ10年で一番手応えが怪しい」と言う。まさかそんなはずは……と思って蓋を開けたら、その感覚はそう間違っていなかったという。まぁ1試合ですからね。1試合。
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結果
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2019明治安田生命J2リーグ第1節
FC町田ゼルビア vs 東京ヴェルディ
2019年2月24日(日)
@町田市立陸上競技場
14:03キックオフ
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=====町田=東京V=====
(前半) 0 - 0
(後半) 1 - 0
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合計 1 - 0
●得点者
(63′)富樫 敬真(町田)1-0
スタメン
(24′)梶川 諒太(out)→井上 潮音(in)
(62′)佐藤 優平(out)→端戸 仁(in)
(83′)ネマニャ コイッチ(out)→林 陵平(in)
(62′)森村 昂太(out)→ロメロ フランク(in)
(85′)山内 寛史(out)→岡田 優希(in)
町田対策、失敗
えてして、町田とのゲームはこういうもん。うちに限らず、やたら対策して無理に強烈なプレスをかいくぐろうとしたり、裏抜けのロングボールを増やしたりしたチームは勝てないっていう。「ワンサイドアタック?なにそれうまいの?」ってくらい、ほっといて「自分たちのサッカーをやるだけ!」ってチームが割とあっさり勝ったりするんですなぁ。もう4年もこのサッカーを貫いて積み上げて、昨シーズンに最終節まで優勝を争ったチームとしての実力は本物でした。いや、そんなの去年の時点でわかってたはずなんですけどね。
選手も口々に揃えたように、明らかにロングボールが多め。裏に抜けれそうならそこを狙いつつ、苦しければコイッチに当てる。コイッチに収まったら、梶川どころか内田も高い位置を取ってサポートに入る。右サイドの寛也はダイアゴナルランで左サイドの裏へ抜けたり、優平も自由に動き回る。明らかに去年とは違うサッカーで良い所が見えた時間帯もありましたが……。
結局のとこ、相手としては対応しやすいサッカーをする時間が長すぎでした。百歩譲って相手が対応しやすくても、それが自分たちのサッカーとして定着しているものならまだなんとかなるのですが、そもそもキャンプからやってきたサッカーとは別物。結果的には中途半端に町田に合わせた結果がこれとなってしまいました。
まぁそれでも失点が1で済んだしそこまで酷いサッカーだったわけでもないので、まだまだこれからという感じでしょうか。失点場面は、ロティーナ体制で言う「エラー」があった結果。それにしても相手の富樫がうまかったのもありますが。
まとめ
まぁ人それぞれ感じ方、考え方の違いはあるでしょう。
「まだまだこれからだから、期待しよう」というのも正しいと思うし、「自動昇格が目標の中、またゼロからスタートでいいの?」というのも正しいと思います。自分はどちらかと言えば後者。本来の理想は、ロティーナとともに築き上げた堅守に、ホワイトが植え付ける攻撃力が上乗せされる、というより掛け算的にグレードアップしていくことを期待しています。
ところが少なくともこの試合を見た現状では、去年築いたものが破壊されたマイナスの状態。もちろんここからどんどん急スピードで築き上げていく……ことを期待しつつも、やはり不安だなと。まぁ俺らは全力で応援するしかないんですけどね。
監督自身もこの町田戦は特殊な対策をした、本来のサッカーとは違うという旨の発言をしていますし、たった1試合ダメだったから今年ダメなんてことはありません。思えばロティーナの開幕戦もこんなもんでしたし、J2自体、5試合くらい躓いてもどこかで流れに乗れば一気に上がっていけるリーグ。来週の愛媛、個人的な開幕戦、楽しいサッカーを見せてくることを期待します。
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