コンドルとカモメのVoyage

2020東京ヴェルディメンバー(ほぼ)確定したところでの雑感

time 2020/01/12

2020東京ヴェルディメンバー(ほぼ)確定したところでの雑感

昨年内にはほぼメンバーの更新も新加入もなくてまったくどうなるもんかと思いましたが、数人の放出を経て、この1週間でメンバーが確定。一応表向き28人ですが、実質30人のメンバーでとりあえず新体制発表には臨むことになりそう。ってことで、各ポジションごとに見ていきたいと思います。

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GK

マテウス ヴィドット(26)
柴崎貴広(37)
長谷川洸(24)

もうマテウスはいるということで(笑)。
現状では3人体制でスタートする模様。上福元が抜けましたが、マテウスが上福元以上の活躍を見せてくれれば……というところ。足元はうまそうですし、体格も上福元よりは大きいのでハイボールもまぁ強いでしょうと。あとはコミュニケーションがどれほどとれるか。
2番手には柴さんが控えているので、もしマテウスに何かあってもでまぁ大崩れはしないでしょう。とはいえ洸も大卒3年目ですから最低でも柴さんを超えてベンチ入りしないとダメ。

あとはどうにも3人体制は一人ケガをしたらピンチという状況なので、若手をどこからかレンタルしてくる可能性はありそう。それか、ユースのGKを二種登録するか。今年3年のカウンゼン マラ君が188cm、2年生の金木虎太朗君が187cmと珍しく大型揃いなので楽しみ。

ディフェンスコントローラー

高橋祥平(28)
平智広(29)
近藤直也(36)
若狭大志(30)
馬場晴也(18)

J1級の祥平が加入したことで、単純な能力だけならかなり戦えるメンバー構成になりました。ただ、近藤も36歳でフルシーズンはなかなか厳しいのと、馬場も現状はケガから復帰できていない状態。若狭もシレっと毎年ケガで不在の時期があるので、その不安を抱えた状態でのシーズンとなりそう。今年に関しては他のポジションから緊急コンバート的なのも難しそうなので。まぁ理仁もジョエルもできなくはないですが……

というところで、来期の加入が内定していて今年は特別指定の登録になるであろう深澤大輝も戦力として考えているはず。

サイドアタッカー


クレビーニョ(21)
澤井直人(24)


奈良輪雄太(32)
福村貴幸(28)

左右2人ずつという必要最低人数で層としては不安が残ります。近藤以外のセンターバック全員、あるいは理仁もサイドバックでもプレー可能とはいえ、上述の通りケガの不安もありますから。クレビ―ニョは全体のバランス的にサイドバックとして考えていますが、去年のプレーの印象だと守備面に大きな不安を残しておりフロントボランチのほうがハマりそう。理想としては福村を左で固定して奈良輪を右に回すか。もちろん澤井が覚醒してくれれば良いんですがね。結局今年も奈良輪に頼りっぱなし、となりそう。

リベロ

山本理仁(18)
藤田譲瑠チマ(18)

いわゆるアンカーは、理仁とジョエルという高卒ルーキー2人を軸にしそう。それくらい2人への期待が高いので、使いながら育てていくはず。もちろん優平や潮音もプレーできるのであまり心配はしていません。本来であればこのポジションは内田達也のような守備ができる選手が必要とされますが、永井サッカーではそれは重要視されないのはもうわかっているので。

フロントボランチ

井出遥也(26)
森田晃樹(19)
佐藤優平(29)
井上潮音(22)
石浦大雅(18)
藤本寛也(20)

実力、選手層、年齢バランス、利き足のすべての面で今年のヴェルディのもっとも自信を持っていいポジション。梶川という偉大なキーマンは抜けましたが、プレースタイルでいえば森田や潮音でもカバーできる範囲だし、一方でドリブルやシュートという点に強みを持ち、梶川の最大の弱点であった得点力をカバーできる井出遥也を補強できたので、必要な入れ替えだったと思いたい。寛也はケガの完治、そこから試合に出場できるコンディションにもっていくことを考えれば早くて夏前くらいですかね。

ワイドストライカー


河野広貴(30)
中野雅臣(23)
阿野真拓(16)


小池純輝(32)
新井瑞希(22)
松橋優安(18)

うーんどうでしょう。楽しみだけど未知数だなぁ…という印象。純輝以外はシーズン前の段階では信頼するのは難しいのが正直なところ。もちろんみなそれぞれ面白い武器はもっていますがね。ジャイルトンが抜けた穴がちょっと痛いかな。
井出はもしかしたらここでの起用を想定されているかも。去年は時にレアンドロをこの位置に置いたこともあったくらいですから必ずしもドリブルで1対1の勝負ができることが求められるわけではないにしろ、やはり幸輝や泉澤のような「1人なら絶対にかわせる」って選手がほしい。そして、ワイド“ストライカー”でありこのポジションの選手が点を獲ることが前提になっている以上、得点力もね。

フリーマン

大久保嘉人(37)
林陵平(33)
レアンドロ(35)
端戸仁(30)

大久保の加入により実績的には申し分ない選手が揃っているものの、4枚中2枚がガラスですからね(笑)。森田や井出、あるいは松橋あたりもここでプレーする機会はあるんじゃないかと。とかく大久保がどれほどやれるのか。枚数的には4人だけど、ケガのリスクを考えたら2.5枚くらいと考えておくのがよさそう。

まとめ

去年のレギュラークラスで言えば上福元、ヨンジ、梶川、ジャイルトンの4人は失ったものの、結果的にそうマイナスにはなっていない印象。足りない分は去年以上に増えた若手のノビシロでカバーすることになるでしょう。

でまぁ一番心配なのは結局ケガ。現状ですでにケガを持っている選手、今は持っていなくてもシーズンのどこかでケガをしそうな選手が多いうえ、永井さんが非常にハードな練習をやりそうなのでぶっ壊れないか心配ではあります。人数的には増えたのに、現実としては選手層が薄くなっているっていう状況。まぁその点はやってみないとわからないところはあると思いますがね。

まだ何人かの補強がある可能性はあるらしいので、そこは楽しみにしておきたいと思います。

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