2019/01/29
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“ホーム”柏戦をきっかけにゴール裏へ
味スタに初めて行ったのは、実はあの試合なんですよ。
大学1年生だった2005年7月25日。
東京ヴェルディ1969 3-0 レアル・マドリード
レアル側のゴール裏の2階席でしたな。ゴール裏なのにたけーとか思いながら、でも当時は最強の銀河系軍団だったレアルも観れるし、これは行くしかないと。まぁ結果については特にどーとも思いませんでしたけどね。疲労困憊で大したやる気もないレアルでしたし、ヴェルディに対しては好きだけどまだ応援しているって感じでもなかったので。何より、所詮、親善試合ですからね。まぁその月に衝撃の大敗続きも響いて降格したのはご存知の通り。最後のレイソル戦も大学のサークルの合宿中で、ケータイで結果だけ知って「あ、やっぱり落ちたんだ…」と。
という感じなので、実は2005年1月1日、現状のヴェルディ最後のタイトルとなっている天皇杯優勝試合も観に行ってないんですよ。その年は大学受験、12/31も朝から晩まで予備校で勉強して。準決勝とか予備校に籠ってる合間にワンセグで見て、1/2からまた予備校に行くことになってから、決勝はTVで見て。あの試合を現地に行ってないのは今思うとかなり後悔してます……。
2006年は大学2年、2007年は大学3年。
J2での2年間は、たまーに味スタ行きました。2年で4試合くらい（笑）。
大学1年だった2005年に千葉マリンスタジアムでバイトをはじめて日本一になる過程を全部見てマリーンズファンになり、翌年から土日ほぼバイトで、バイトがない日はむしろマリーンズの試合によく行ってたくらいで。
2008年の大学4年、授業も減り、やっと味スタに行く回数が増えました。
といっても一番安いゴール裏のチケットをとって、観る場所は端っこに座って。軽く手は叩いていたような。そんななか、初めて“応援”するきっかけとなったは、4月のアウェイの柏レイソル戦。あの年もアウェイゲームまでは行ってないのですが、千葉県で柏の高校出身の自分にとって日立台はある意味ホーム。当然行って、場所はゴール裏。あの狭い日立台ですから、どこにいても“応援”の雰囲気になるわけですよね。で、1人だったし、少しずつ真ん中に近寄っていって。たぶんTOKYO HEARTSの誰かの声に引っ張られて。
まぁね、試合結果は1-5大敗でしたけどね…。
その後は、ホームゲームは半分くらい行ったと思います。柏で“ゴール裏”を経験したことで、味スタでも真中に行くのが怖くなくなりました。ゲーフラを初めて作ったのものこのとき。自分が高校のサッカー部の時に背番号17（←要はレギュラーになれなかった）だったこともありこの番号にすごく愛着があって、作ったのも当時17番をつけていたバウル（土屋征夫）さんでした。
マリンスタジアムでのバイトは9月頭で引退したので、10月、11月の味スタでのゲームはすべて参戦。10月の大宮戦、京王線が止まって四苦八苦して遠回りして味スタに到着し、後半から参戦したのを覚えています。ディエゴがゴールして、涙を浮かべながらこっちに走ってきなぁ……。もう本当に苦しいゲームの連続で。今みたいにTwitterがあるわけじゃなかったけど、他のヴェルディサポとのつながりを持てたり情報を仕入れられるのはmixiとアメブロ。お犬様（最近はこう呼ばれないけど）ことよしさんのブログは貴重な情報源として常に見ていました。
アウェイの横浜F・マリノス戦で完敗し、いよいよ崖っぷちに立たされて迎えるホーム最終節、川崎フロンターレ戦。その直前にはmixi上のヴェルディのコミュニティでで“怪文書”なるものが流れてきました。もしかしらネット上で探せば出てくるかもしれないですけど、要はフロントのクソっぷりをすべて明かす内容でした。復帰の契約を巡るあれこれ、騙されたのに近い形でいっさい移籍金をとれなかったり。柱谷哲二監督の要望と全く違う補強、哲二さんは個別に話を進めて移籍の合意を取り付けてきたのにフロントがそれを無視した話とか。それが真実なのかどうか、信じるかどうか、とにかくフロンターレに勝たなきゃ意味がない……ということで自分はあまり気にしていませんでしたが。
で、2008年12月6日、あの日を迎えるわけですね……。
続く。
