【2018振り返り】No.33 MF 渡辺皓太

シーズン前半は出来から代表召集を機に失速

開幕から28節までは全試合でスタメン。その多くの試合でフル出場を果たし、結果的にチーム最多の9アシスト。アウェイ徳島戦であげた強烈なゴール、そしてシーズンベストゴールにもなったアウェイ新潟戦での寛也・優平との見事なパスワークからのゴールなど、完全にチームの中心選手として攻守ともに抜群の存在感を見せてきました。

しかし……29節からの4試合をU-20日本代表召集により欠場するとその間に優平やヨンジが存在感を示し、33、34節は途中出場。ここでまた力を発揮できればよかったものの、代表で何かリズムを崩されたか、ヴェルディでの欠場によりゲーム感を失ってしまったのか、ここからしばらくは並みの選手と化してしまいました。しまいには、36節ホーム甲府戦では警告2枚によりロティーナ体制初の退場者に。

終盤からプレーオフに関してはだいぶらしさを取り戻したものの、シーズン序盤の出来からすればぜんぜん。あんなんでJ1行こうなんて、甘すぎますよ。行くならもっと絶対的な力をシーズン通して発揮したうえで、これだけやったならしょうがないってサポを納得させてからにしてください。てことで、まぁいろんな噂が出てますが、少なくともロティーナのとこには行かないでしょ。勝手にメディアが煽ってるだけ。

来年、ヴェルディで昇格して話はそれから。代表に召集されたから調子を落とした、なんて本人は思ってないでしょうけど実際客観的に見たらそう見えるのは事実なんですから、そんな影響でないくらいシーズン通してフルパワーでやりきってください。戦術うんぬんあるけど、東京五輪の代表には必ず入ってほしいから、代表に行くなっていうのは違うと思います。潮音、皓太、寛也、そして森田でヴェルディの未来を創ろうじゃん。