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【2018振り返り】No.21 GK 上福元直人

time 2018/12/21

【2018振り返り】No.21 GK 上福元直人

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チームMVP級の活躍を見せた”神”

高いセービング能力はもちろん、ビルドアップ能力を買われて今季加入した”神”福元。数々のスーパーセーブは記憶に残っているでしょうし、後ろから丁寧にビルドアップをするロティーナ体制のサッカーには必要不可欠な存在となりました。けっこうチャレンジングなこともしていたのでミスがあったのも事実ですが(上福元うんぬんより井林・平の技量の問題もあり)、ヴェルディの“進化”という面では間違いなく上福元がいなかったらできていなかったことも多いでしょう。

一方で、ハイボールの弱さがたびたび露呈したのも事実。身体能力はそれなりにあるものの、やはり線の細さからか空中で競り負けることも。ホーム山形戦でハイボール処理のミスから失点、結果的に相手のファールとなって幻のゴールとなりましたが、あれについては単に彼が競り負けただけのように自分は思いました。あれはゴールだったと。

また1対1の場面などで積極的にアタックを仕掛けるのも彼の良さではあるものの(実際にそれで防いだ失点もあった)、動いてるところをスッと入れ替わるようにシュートを打たれた場面もありました(ホーム金沢戦、アウェイ讃岐戦など)。そういうところに関しては柴さんのほうに分があるというか、プレーのタイプの違いがあるのでどっちがいいというわけではないですが、「柴さんだったら防いでたな」と思ったこともありました。もちろんそれと同じ、それ以上に「”神”だから防げた!」というシーンもありました。何が言いたいかって、もちろん2人の能力を兼ね備えるGKがベストなのですが、いいライバル関係を持った2人がいてこその2018ヴェルディGK陣、だったんじゃないでしょうか。

プレーオフの横浜戦、言うまでもないですね。あのヘディングはまさに”神”。過去にGKのCKからのゴールをいくつか見てきたけど、どちらかと言うと「いいとこに当たっていいとこに飛んじゃった」みたいな感じのような気がします。それに比べると、ゴール前への入り方、そして首の振り方はまさにFWそのもの。まぁ入ってないんですけどね。

古巣の大分が昇格し、悔しさはもちろんあると思います。
だからこそ来季、一緒に昇格しましょう。

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