【2018振り返り】No.8 MF 内田達也

誰もが驚いたでしょうよ。いくらコンディショニングに若干の不安があったとはいえ、井林とともにロティーナ体制での2年間で累積や負傷以外はすべてスタメンを張ってきた打田が、まさかこの集大成となるジュビロ戦のピッチに立てないなんて。

「納得できません」

そりゃそうだ。攻撃も守備も相手によって細かくメンバーを入れ替えたりして調整することはあっても、内田だけは絶対に代えなかったんだから。まして、代わりに出場した梶川が思うようなパフォーマンスを出せずに前半で交代してしまってるんだから。プレーして敵わなかったならしょうがない、本来そのチャンスを与えられるべきでなのにプレーできずに終わってしまったその気持ちはどう推し量ったらいいのか。

今シーズン、去年ほど「内田すげー」っていうシーンは減りました。それは内田のパフォーマンスが低下したわけではいっさいなくて、周囲も含めた連動し安定した守備ができていたからであって、彼が危険なところをつぶさないといけない場面がだいぶ減りました。地味で目立つことはなかったけど、個人的には今年もMVPは内田かなと思っています。

ただ、攻撃面ではもっとやれるだろうと思うところもあります。リスクを最低限に抑えるプレーはわかるのですが、もっと危険なところを狙っていかない限りは得点力アップはない。ロティーナから監督が変わる今年、いったいどんな変化を見せてくれるのか楽しみにしています。え、ロティーナがセレッソに連れていくって？そんなことはないでしょう、さすがに…。