【2018振り返り】No.2 DF 若狭大志

頼れるバックアッパー

リーグ戦での出場は4試合のみ（うち3試合スタメン）っていうのは、ちょっと意外な気がしますね。一時ケガをしていた時以外はほぼずっとベンチにいましたし、あのチャントを毎週歌ってる感じだったのでもっと試合に出てると思っていました。

井林が全試合フル出場し、シーズン前半は畠中、彼の移籍後は平がセンターバックとして固定されていたため、若狭にチャンスが回ってくるのはカップ戦かたまにスタメンを休ませたいときに限られました。

センターバックもサイドバックも高レベルでこなせるという点では若狭も秀でたものを持っているものの、田村という全く同じ働きができる選手がいるのがちょっと不運だったか。出場した試合では久々にも関わらずレギュラーを張るメンバーたちとそん色ないプレーを見せていたので、もしディフェンスラインに何かあっても若狭がいるから安心、シーズン終盤はそう思えるようになっていました。

PO大宮戦では守備固め要因としてピッチに送り出され、ゴールライン上でスーパークリア。このワンプレーだけでも、若狭がいてくれてよかったなと。シーズン終盤ではヨンジととともにチームの盛り上げ役ともなり、試合出場こそ少なかったもののチームに欠かせない存在となりました。この状況を本人がどう感じてどういう選択をするかはわからないですけど、今シーズンのヴェルディを支えた存在であったことは間違いありません。来季もともに戦いましょう。