2019/01/29
苦しかった。本当に苦しかった。でも、ギリギリまで雨が降らなかったりといろいろな幸運もあったなかでの勝利。決して良い勝ち方じゃなかったけど、こういう状況で勝ち点3を得られるあたり、まだまだうちはやれますよ。8連勝、やったりましょうよ。
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結果
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2018明治安田生命J2リーグ第35節
栃木SC vs 東京ヴェルディ
2018年9月30日(日)
@栃木県グリーンスタジアム
14:03キックオフ
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=====栃木=東京V=====
(前半) 0 - 0
(後半) 0 - 1
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合計 0 - 1
●得点者
(86′) 林 陵平(東京V)0-1
スタメン
(62′)泉澤 仁(out)→李 栄直(in)
(68′)渡辺 皓太(out)→アラン ピニェイロ(in)
(84′)佐藤 優平(out)→林 陵平(in)
(38′)岡﨑 建哉(out)→西澤 代志也(in)
(90′+2)西澤 代志也(out)→端山 豪(in)
大型化作戦大成功
雨が降ればピッチコンディションは最悪になるから、高さとパワーがあるメンバーで臨みたい。でもできる限りはいつも通り地上戦でつなぐサッカーをしたい。そんななかでのスタメンは、皓太がスタメンに復帰し、泉澤を右ウイングに置く4-1-2-3。直也が復帰したのも大きい。決して前節は悪いプレーじゃなかったと思いますが、そういう状況もあって潮音もついにベンチ外。レアンドロがいないのは、もはや誰も触れないくらいになってしまいました。
試合はといえば、ボールを握るものの試合を支配していたのは栃木の方。守備時は5バックでブロックを作り、ドゥグに当てるボールはパウロンがガッツリつぶしにくる。ヘニキは攻撃時も守備時もボールがあるところにはすべて顔を出すくらいの神出鬼没さで、ロングボールの当てどころにもなる。浜下のドリブルは脅威だったし、サイドからのスローインとなればCBの服部とパウロンも上がってきてゴールを狙う。
そして大黒。スピードや運動量はさすがにあれだけど、85分存在を消しても5分で一発の仕事をする職人っぷり。あいかわずうまいっすな。
つなぎはヘニキのところでつぶされ、ロングボールもダメ。ドリブルで仕掛けようにもカバーがちゃんといて仕掛けられない。コーナーキックを取ってもしっかりと対策をされていいボールを上げられない。やることなすこと全てうまくいかず、カウンターからピンチを作られる厳しいゲームとなりました。
後半から優平と泉澤のポジションを入れ替えるも効果は上がらず。
どうしたもんか……と思っていたところ、ロティーナが選択したのは大型化。
泉澤(165cm)→李栄直(187cm)
皓太(165cm)→アラン(180cm)
優平(172cm)→陵平(186cm)
かといってどんどんパワープレーを仕掛けるのではなく、あくまで地上戦でボールを動かしながら、苦しくなったら簡単にクロスを入れてゴールを狙っていく。
その思いが届いたのか、86分に梶川のCKを陵平がズドンと合わせて先制、その1点を守り抜き勝利。栃木はセットプレーの守備に課題があると聞いてましたが、やはりこのシーンでも陵平がフリーになっていました。まぁこの時点で、上記3人に加えドゥグ(189cm)、平(182cm)、井林(177cm、実質182cmくらい)と半数が180㎝超の選手となっており、そりゃどこかでミスマッチは生まれるわな。
陵平の投入直前には、寛也が準備をしておりユニフォームに着替えてさぁいくぞ!っていうところで取りやめており、ベンチに戻ってきていたメンバーは再びアップへ。その後、陵平が呼ばれて投入という流れでした。どういう判断だったのかわかりませんが、神のささやきでもあったのか、とにかくこのスイッチが功を奏しました。
85分間は内容が乏しくめちゃくちゃ苦しんだゲームでしたが、起死回生の一発で勝利することができました。ただ、優平は相変わらず体がキレているし、梶川も好調。その一方で、皓太は定位置のインサイドハーフでスタメンだったものの、日本代表遠征前のパフォーマンスとは程遠い出来。ちょっと心配ですが、逆に言えば彼の調子が戻ればこの先のゲームも期待できるといえるかもしれません。
まとめ
ってことでもうこの時期ですから、内容よりも結果。松本が引き分け、横浜が敗れたように、上位陣は1試合くらいならどこかで必ずこけます。そのなかでもこけない強さをヴェルディはどこまで発揮できるか。残り7ゲーム、楽しみです。
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