コンドルとカモメのVoyage

【Result】帰ってきた男~2018第19節vs京都サンガF.C.(H)~

time 2018/06/17

【Result】帰ってきた男~2018第19節vs京都サンガF.C.(H)~

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結果

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2018明治安田生命J2リーグ第19節
東京ヴェルディ vs 京都サンガF.C.
2018年6月16日(土)
@味の素スタジアム
18:03キックオフ
=====================

=====東京V=京都=====
(前半)  1 - 1
(後半)  2 - 0
=================
合計   3 - 1

●得点者
(21′) レンゾ ロペス(京都) 0-1
(36′) 林 陵平(東京V) 1-1
(53′) 佐藤 優平(東京V) 2-1
(75′) 林 陵平(東京V) 3-1

スタメン

(52′) 田村 直也 → 平 智広
(71′) 佐藤 優平 → 李 栄直
(83′) 梶川 諒太 → 井上 潮音

(61′) 重廣 卓也 → 小屋松 知哉

ヘッド3発、鮮やかな逆転勝利

これがいまのヴェルディなんですよね。先制されても、何もマイナスな気持ちになることはありませんでした。やはり、横浜戦、新潟戦とビハインドのなかでも追いついたり、逆転できたりした自信なんだと思います。横浜戦で強引の強引だったけど同点にできたことがここまでつながっているんだなと実感した次第です。

陵平、優平、ヨンジがここにきてしっかりと結果を出したことで、だいぶ時間はかかったけど、去年のチームからの上積みを感じることができました。ドゥグがいなくても陵平がいる、アランがいなくても優平がいる。この選手層の厚さが今年のチームの売りだったはずで、本当は10節くらいまでにそうなってほしかったのでちょっと遅すぎですけどね。

ただ、この試合に関しては京都のクオリティの低さに助けられたところもありました。
スタメンCBが2人とも負傷により欠場、田中さんも欠場。牟田や下畠もそれぞれいい選手だと思うのですが、やっぱり試合感なんですかね。競り合いに対して甘かったり、危ないところで寛也や皓太のプレスでロストしたり。しかもそれがゴールに直結しちゃうわけですから。

ただ、相変わらず若くてイキのいい選手は多いなと。岩崎や仙頭、小屋松らのドリブルは脅威だし。ボランチの福岡慎平も2種登録だけど普通にやれているし。なんていうかまぁ、数年前のうちを見ているようですな。

試合内容に関してはまぁあんまり言うことないというか。横浜戦、新潟戦と前後半のどちらかが良くてどちらかがダメでという試合が続いていたけど、この試合は前後半ともにそれなりに継続することができた、それが結果につながったというところでしょう。

あんまり細かい戦術のところは語れないですが、前半1分にカウンターを食らったときに、ピッチのほぼ中央で田村がエスクデロを後ろから倒して警告を受けるシーンがありました。田村がなんでそこにいるの?って現地で不思議に思ってたんですけど、録画を見ると、攻撃時の田村の位置がかなり中央寄り。いわゆるファルソ・ラテラル(偽サイドバック)に近いですね。とはいえ、バイエルンのときのラームやマリノスの山中のように完全にボランチの位置でビルドアップに加わるわけではなく、あくまでネガティブ・トランジションの対応を意識した位置取りをしているだけ……ってはずだったけど、見事なクロスから陵平のゴールをアシストしちゃいました。

田村に関しては、この数分前にもカウンターから岩崎のドリブルをファールで止めてました。あのときは2枚目の警告出ると思ったし、ついにロティーナヴェルディで退場者が……と思ったけどセーフ。そのプレーがあった直後にベンチでは平がアップをはじめてましたね。そんで、後半開始数分で田村は交代。やはり退場のリスクを避けたんでしょう。

平投入後は井林が右サイドバックに。というか、右サイドにいるセンターバックですね。同じ4-1-2-3で戦うときでも、右サイドバックがオーバーラップを仕掛けることもあれば、この試合のようにウイングやインサイドハーフの後方支援にとどまることもあるし、相手によって使い分けてるんでしょうね。オーバーラップしないサイドバックなんて、ほんの5年前じゃ考えられませんでしたが。

そしてFKから陵平のヘッドで突き放し。これも完璧なタイミングでの得点でした。

にしても京都は、2点ビハインドなのに交代は2枠残したまま。ピッチ上の選手だけで十分やれると判断したのか、よほどベンチメンバーが信頼されてないのかわかりませんが。それなりに攻められていたし、危ない場面もあったけど、なんとか守り抜いて見事勝利となりました。

まとめ

さぁアランも帰ってきた。潮音も遠征から帰ってきた。
…っていうタイミングで、寛也が抜け、田村は次節出場停止。そこは若狭なり平なりでどうにかなるとして、寛也のとこは痛いなぁ。アランを入れるのか、昇吾や森にチャンスが回ってくるのか。あるいは梶川をサイドに回すのか。どのみち、寛也がいるときとは同じ感覚ではプレーできないでしょう。

抜けるもんは抜けるでしょうがないので、新しい形を模索できるチャンスとして捉えましょう。相手が栃木、順位が下のチームなのが救い。3連勝は十分に可能です。

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コメント

  • 良い風に乗っています。
    有無を言わさずこのまま突き進みましょう。

    「帰ってきた男」というのは林のことかと思っていましたが、一人ではなく複数人いますので「帰ってきた男たち」に訂正した方がいいと思います。
    藤本が抜けるのはなぜですか?

    by 螺旋丸 €2018年6月19日 1:01 PM

    • 寛也はU-19日本代表遠征のためです。最低でも栃木戦、讃岐戦は出れません。

      by gk17yuta €2018年6月20日 8:34 AM

  • 記事タイトルは変更されないようで、無念でございます。

    U-19日本代表・・・?ついにヴェルディからも日本代表が・・・・?
    ・・・・うおーっ^^

    by 螺旋丸 €2018年6月20日 8:15 PM

    • アンダー世代ならたくさん選ばれていますが。皓太や潮音も、ユースの森田や山本も。

      by gk17yuta €2018年6月20日 10:39 PM

  • 知ってますよ!!!
    「・・・うおーっ^^」のセリフを言いたかっただけです!!! 笑

    by 螺旋丸 €2018年6月21日 1:43 AM

  • […] 【Result】帰ってきた男~2018第19節vs京都サンガF.C.(H)~ […]

    by 【Preview】相手の順位は関係ない~2018第26節vs京都サンガF.C.(A) | コンドルとカモメのVoyage €2018年7月28日 5:44 PM

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